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J-GLOBAL ID：201602246618217176   整理番号：16A1217607

解説:2016年ノーベル化学賞 分子サイズの動く機械を組立てる

著者 (3件)： 秋根茂久 (金沢大 理工研究域) ,  酒田陽子 (金沢大 理工研究域) ,  塩谷光彦 (東大 大学院理学系研究科)
資料名： 現代化学  (Chemistry Today)
号： 549  ページ： 29-32  発行年： 2016年12月01日 
JST資料番号： L4439A  ISSN： 0386-961X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2016年のノーベル化学賞は,分子サイズの機械の設計と合成の先駆者,Jean-Pierre Sauvage氏,Sir J.Stoddart氏,Bernard L.Feringa氏に授与された。インターロック分子と分子機械,カテナンの高収率合成からスタートした分子機械の化学,ロタキサン構造に基づく分子機械,一方向回転を実現した分子モーター,について述べた。分子機械のサイエンスは,分子運動を伴う「非平衡状態」に視点が置かれており,生命活動にかかわる分子群にも通じる新しい化学の世界の扉を開いた。

シソーラス用語： *賞罰 ,  分子サイズ ,  *分子素子 ,  分子設計 ,  化学合成 ,  保護装置 ,  カテナン ,  ロタキサン ,  分子回転 ,  ATPアーゼ ,  タンパク質複合体 ,  分子運動 ,  非平衡状態 ,  分子モータタンパク質
準シソーラス用語： *Nobel化学賞 ,  *分子機械 ,  インタロック ,  分子モータ

分類 (2件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  分子の性質一般  (BH05031D)

タイトルに関連する用語 (2件)： ノーベル化学賞 ,  分子サイズ