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J-GLOBAL ID:201602259307637812   整理番号:12A1613151

スマトラウサギ(Nesolagus, Leporidae)化石の東南アジア地区における初の発現

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資料名:
巻: 40  号:ページ: 1014-1021  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2584A  ISSN: 1674-7240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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中華スマトラウサギ(Nesolagus sinensis sp. nov.)は広西省ChongzuoSanheDadong前期更新世ギガントピテクス動物群兎形類の唯一代表であり、アジアで初発現されたスマトラウサギの化石種類でもある。本文は化石種(新種)の形態特徴を説明し、かつインドネシアとベトナムの2つの現生種及びその関係属種と比較を行った。形態学の研究により、化石種が比較的に小さく、p3前内プリーツ溝が極めて弱いなどの性状は現生種と比べて原始で、但し系統進化過程においても現生種と同じように幼形進化の特徴を保留し、それがスマトラウサギの直接的な祖先である可能性を表明した。新種は中新世晩期の雲南省Lvfeng長プリーツ翼兔(Alilepus longisinuosus)と緊密な遺伝関係を持ち、長プリーツ翼兔と類似する祖先類型により進化してきた可能性が大きい。既存材料を分析することにより、スマトラウサギの起源中心が中国の西南部にある可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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