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J-GLOBAL ID:201602264230587802   整理番号:16A1031094

内モンゴル・ホルチン地域におけるモンゴル族の住居に関する研究-赤峰市ベーリン右旗チャガンオスガチャを事例として-

A STUDY ON THE LIVING CONDITIONS OF HORQIN.MONGOLIA: Ulanhad City beeran baren hoxuu chagan os gachaa as subject of study
著者 (3件):
資料名:
号: 728  ページ: 2185-2195  発行年: 2016年10月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,内モンゴル半農半牧地域であるホルチン地域における農牧民の住居を対象として,農牧民の生活様態と農牧業の基本状況を把握し,住居の間取りの変化過程と各居室の利用目的を明らかにする。1)現地は牧業とともに農業も重要な生産形態で,定住型の半農半牧ガチャである。2)牧畜は五畜の内,馬とラクダの飼育が減少し,現地は主に羊,ヤギ,牛を飼育している。3)一行三室住宅までは住宅が東西方向に広がっているが,この変化はシリンゴル,アラシャでも見られる。4)平面の基本タイプは,一室,一行二室,一行三室,二行三室,二行多室の5つに分けられる。5)住宅の種類と平面タイプには関連がある。6)間取りの変化に伴い,各居室の利用行為も変わっている。7)生業が牧畜から半農半牧へ変化し,住居の固定化から長年経過しているが,ゲルの伝統的な空間構成は引き継がれている。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
住宅建築,農村建築,城  ,  建築設計,建築家,建築史 
引用文献 (14件):
  • 1) 俄, 阿・馬・波兹德涅耶夫:モンゴル及びモンゴル人, 内モンゴル人民出版社発行, 2010.7
  • 2) 珠颯:18-20世紀東部内モンゴルにおける農耕村落化の研究, 西域歴史語言研究叢書, 蒙古学編. 巻七, 内蒙古人民出版社, 2009.11
  • 3) ボルジギン・ブレンサイン:内モンゴル東部地域における定住と農耕化の足跡, 名古屋大学大学院文学研究科比較人文学研究室, 2013.3
  • 4) 海日汗:モンゴル族住居の空間構成概念に関する研究, 日本建築学会計画系論文集,No. 579,pp. 179-186, 2004.5
  • 5) 曹栄梅:ホルチン地域の住居「土ゲル」,アフロ・ユーラシア内陸乾燥地文明研究会発行,中央ユーラシアにおける牧畜文明の変遷と社会主義,pp. 119 -145, 2014.3
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