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J-GLOBAL ID:201602268208407508   整理番号:16A1363928

有機超伝導体(TMTSF)2ClO4の冷却速度制御熱容量測定

Cooling-rate-controlled heat capacity measurements of organic superconductor (TMTSF)2ClO4
著者 (6件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 1877-1881  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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今回,熱容量測定において低温領域での冷却速度を制御するための実験手法を開発し,種々の冷却速度を用い冷却するときの有機超伝導体(TMTSF)2ClO4の熱容量測定の結果を報告した。今回,0.7°Kまで低下するときの結晶の小片に関する熱容量データを得ることに成功し,緩和な冷却速度から500°Kmin-1の非常に速い冷却速度を用い達成したときの電子状態を研究した。0.17°Kmin-1での緩和な冷却の場合,超電導遷移の明確なピークを観察することができ,この観察は以前の結果とほぼ一致した。超伝導部分の割合は,冷却速度がより速いとき減少し,1.3°Kmin-1より速い冷却速度のデータでは,CcT-1対T2プロットにおける明確なピーク構造をTc周辺では観察することができなかった。200°Kmin-1の急冷領域においては,電子熱容量における標準状態のγ値の変化に反映する,状態の電子密度が明確に減少することを観察することができた。試料は,500°Kmin-1の速い冷却速度の場合には,電荷のギャップを伴う断熱特性を示した。今回更に,24°K周辺での定序アニオンに例外的に関係する熱特性も議論した。残留配座動力学における,一種のガラス様凍結は19°K周辺でのCcT-1の段階的減少から分かった。Copyright 2015 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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化合物の化学熱力学(純物質) 
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