文献
J-GLOBAL ID:201602272053626757   整理番号:16A1391529

Z-スキーム水分解光触媒シートの水素発生光触媒としてのLaMg1/3Ta2/3O2Nの適用

Application of LaMg1/3Ta2/3O2N as a hydrogen evolution photocatalyst of a photocatalyst sheet for Z-scheme water splitting
著者 (11件):
資料名:
巻: 521  ページ: 26-33  発行年: 2016年07月05日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
H2とO2の生成反応が二段階励起で異なる光触媒上で生じるためZ-スキーム水分解システムは長波長吸収端を持つ光触媒に向いている。本研究ではZ-スキーム系のH2生成光触媒(HEP)としての600nmクラス光触媒であるLaMg1/3Ta2/3O2Nの適用性について調べた。RhCrOx/LaMg1/3Ta2/3O2NをHEPとしルチル(TiO2)をO2生成光触媒とするレドックス助触媒フリーZ-スキーム系はλ≧300nmの励起条件においてRhCrOx/LaMg1/3Ta2/3O2Nあるいはルチルのみの一段励起システムよりも高い光触媒活性を示した。さらに,LaMg1/3Ta2/3O2Nは自己酸化を受けるけれども,粒子移動法によりAu層に埋め込まれたRhCrOx/LaMg1/3Ta2/3O2Nとルチルからなる光触媒シートはZ-スキーム粉体懸濁系よりも一桁高い光触媒活性を示した。アモルファスの酸化チタン(a-TiO2)保護層で光触媒シートを被覆することで,光触媒活性を保持したままLaMg1/3Ta2/3O2Nの自己酸化を抑制した。これは表面を覆うa-TiO2層がLaMg1/3Ta2/3O2Nを安定化し,一方下地Au層がRhCrOx/LaMg1/3Ta2/3O2Nとルチル間で効率的に電荷を移動させるからである。本研究は長波長吸収端をもつHEPとしてZ-スキーム系にLaMg1/3Ta2/3O2Nを用いることの可能性を明らかにし,光触媒シートシステムにおける酸窒化物を安定化する容易な方法を提供している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (5件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光化学一般  ,  光化学反応 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る