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J-GLOBAL ID:201702211614249586   整理番号:17A0762107

新規セリンラセマーゼ阻害剤はin vivoでニューロンの過剰活性化を抑制する

A novel serine racemase inhibitor suppresses neuronal over-activation in vivo
著者 (16件):
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巻: 25  号: 14  ページ: 3736-3745  発行年: 2017年07月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セリンラセマーゼ(SRR)はL-セリンからD-セリンを生産する酵素である。D-セリンは,多くの生理学的機能を調節する,NMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)の内在性コアゴニストとして作用する。NMDARの過剰活性化は興奮毒性を誘導し,これは多くの神経変性障害およびてんかん状態で観察される。SRR遺伝子ノックアウト(Srr-KO)マウスの作製およびそのNMDAおよびAβペプチド誘発性神経変性に対する保護効果に関する著者らの以前の研究において,SRR活性の阻害によるNMDARの過剰活性化の調節がこれらの疾患状態に有効な治療戦略の1つであるという仮説をたてた。これまでの研究において,in silicoスクリーニングを行って,組換えSRRに対する阻害活性を有する4種の化合物を同定した。ここでは,4種のヒット化合物の1つである候補3-フェニルアクリルアミド誘導体の21種の誘導体を合成し,in vitro評価によるスクリーニングを行った。3-(3,5-ジブロモフェニル)-N-(N′-フェニルアセチルヒドラジノカルボチオイル)アクリルアミドはin vitroで著しく低いIC50値を示し,in vivoでニューロンの過剰活性化を抑制した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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