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J-GLOBAL ID:201702211630260078   整理番号:17A0619585

よみがえる先史沖縄の人びと 沖縄先史人はどこから来たのか-DNAが語る集団の系統

著者 (4件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 0555-0558  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: F0094A  ISSN: 0022-7625  CODEN: KAGTA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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白保竿根田原洞穴遺跡出土の人骨32サンプルについて,ミトコンドリアDNA分析を行った。APLP法による予備的分析の結果,何らかの情報が得られたのは9サンプルである。古人骨に残るDNAは経年的変性によって断片化しており,より多くの遺伝情報を得るためには,30~50塩基対程度の短いDNA断片を回収する方法の開発が今後の課題である。APLP法で結果を得たサンプルには次世代シークエンスを用いた解析を行った。実施した6体のサンプルの内,脱アミノ化のパターンから判断して古代人に由来する可能が高いと考えられるものは2体のみだった。年代の判明している個体でミトコンドリアDNAのハプログループ情報を得たのは5サンプルである。旧石器時代の2サンプルのハプログループは,現在の東南アジアを中心とした地域に分布しており,白保の旧石器時代人は東南アジアにつながる系統である。一方,4000年前以降の4サンプルのハプログループは本土日本の縄文時代を代表するもので,中国地方・九州・沖縄のみに分布したハプログループ持つ個体もある。当遺跡における集団の交代は,人類集団の流入経路の変化による可能性を示す。
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  人類学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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