文献

J-GLOBAL ID：201702211723001805   整理番号：17A0325156

ナノ構造基板上の表面ナノバブルの形成【Powered by NICT】

Formation of surface nanobubbles on nanostructured substrates

著者 (11件)： Wang Lei (Institute of Mathematics and Physics, Central South University of Forestry and Technology, Changsha 410004, China. [e-mail]) ,  Wang Xingya ,  Wang Liansheng ,  Hu Jun ,  Wang Chun Lei ,  Zhao Binyu ,  Zhang Xuehua ,  Tai Renzhong ,  He Mengdong ,  Chen Liqun ,  Zhang Lijuan
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 9  号： 3  ページ： 1078-1086  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固体/液体界面に位置するナノスケール気泡の核形成と安定性は有意な研究的興味を集めている。固体表面の物理的および化学的特性は,表面ナノバブルの形成と性質に重要であることが知られている。ここでは,ナノ構造化基板上のナノバブルの形成を実験的および数値的に調べた。二種類ナノパターン化表面のナノトレンチおよびナノ細孔は,電子ビームリソグラフィー技術を用いて作製し,ナノバブルの形成のための基板として使用した。原子間力顕微鏡画像は,全てのナノ気泡は,疎水性ドメインではなく親水性領域上に選択的に位置することを示した。ナノバブルのサイズと接触角は疎水性ドメインのサイズの減少とともに小さくなった。結果はナノバブルの形成と安定性は,疎水性ナノパターンの閉じ込めの大きさと期間を調節することにより制御できることを示した。実験結果はまた,分子動力学シミュレーションにより支持された。本研究では,固体/液体界面でのナノバブル/ナノ液滴の核形成と安定性に及ぼす表面特性の影響を理解するのに役立つと考えた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 疎水性 ,  核形成 ,  電子ビームリソグラフィー ,  界面 ,  親水性 ,  表面性状 ,  原子間力顕微鏡 ,  気泡 ,  接触角 ,  *ナノ構造
準シソーラス用語： ナノ液滴 ,  分子動力学シミュレーション ,  ナノパターン ,  ナノスケール ,  *ナノバブル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  酸化物の結晶成長  (BK13050I)

タイトルに関連する用語 (2件)： ナノ構造 ,  ナノバブル