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J-GLOBAL ID：201702211819194006   整理番号：17A0565101

地盤に刻まれた巨大地震の痕跡 3.過去の地震を発掘する-活断層の活動履歴調査-

著者 (3件)： 堤浩之 (同志社大 理工) ,  堤浩之 (京大 大学院理学研究科) ,  近藤久雄 (産業技術総合研 活断層・火山研究部門)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 65  号： 5  ページ： 51-58  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 活断層が,将来いつ活動し,どのような地震を発生させるかを予測するためには,過去の活動履歴を知ることが必要である。ほとんどの活断層については,過去の活動の痕跡は地盤を構成する地形や地層に記録されており,その痕跡を地形学や地質学の論理に基づいて読み取ることが必要となる。陸上や内湾の浅海底に分布する活断層の活動履歴を読み取る地形・地質学的手法,国内外の典型的な調査事例,活断層の活動履歴調査に関する課題を紹介した。

シソーラス用語： *大地震 ,  *活断層 ,  *痕跡 ,  地史 ,  断層運動 ,  海底地形 ,  地層 ,  地形学 ,  地質学 ,  地質調査
準シソーラス用語： 断層活動履歴 ,  地震活動履歴

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (30件)：

• 千田 昇・村松一良・寒川 旭・松田時彦: 水縄断層系の最近の活動について-久留米市山川町前田遺跡でのトレンチ発掘-, 第四紀研究, Vol.33, pp.261~267, 1994.
• 宇佐美龍夫: 新編日本被害地震総覧[増補改訂版], 東京大学出版会, 493p. 1996.
• 岡田篤正・安藤雅孝・佃 為成: 鹿野断層の発掘調査と地形・地質・地震学的考察, 京都大学防災研究所年報, No.24(B-1), pp.105~126, 1981.
• 岡田篤正: 変動地形とテクトニクス, 古今書院, pp.18~44, 1990.
• 松田時彦: 陸上活断層の最新活動期の表, 活断層研究, No.13, pp.1~13, 1995.

タイトルに関連する用語 (8件)： 地盤 ,  巨大地震 ,  痕跡 ,  地震 ,  活断層 ,  活動 ,  履歴 ,  調査