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J-GLOBAL ID：201702216066611244   整理番号：17A0371684

神経幹細胞に対するカゼイン由来オピオイドペプチドの異なる神経原性効果:酸化還元後成的変化との関係【Powered by NICT】

Differential neurogenic effects of casein-derived opioid peptides on neuronal stem cells: implications for redox-based epigenetic changes

著者 (5件)： Trivedi Malav (Department of Pharmaceutical Sciences, Nova Southeastern University, 3200 South University Drive, Fort Lauderdale, FL, USA) ,  Zhang Yiting (Department of Pharmaceutical Sciences, Nova Southeastern University, 3200 South University Drive, Fort Lauderdale, FL, USA) ,  Lopez-Toledano Miguel (Department of Biology, Fischer School of Medicine, Florida Atlantic University, Jupiter Campus, FL, USA) ,  Clarke Andrew (The A2 Milk Company, Sydney, Australia) ,  Deth Richard (Department of Pharmaceutical Sciences, Nova Southeastern University, 3200 South University Drive, Fort Lauderdale, FL, USA)
資料名： Journal of Nutritional Biochemistry  (Journal of Nutritional Biochemistry)
巻： 37  ページ： 39-46  発行年： 2016年 
JST資料番号： E0597B  ISSN： 0955-2863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β-カソモルフィンBCM7のような食品由来ペプチドは消化管と血液-脳関門を通過する可能性,神経学的障害と神経発達障害と関連している。は以前に,BCM7は炎症性結果をもたらす神経細胞における抗酸化レベルに影響を及ぼす新しい機構を確立した。本研究では,実験モデルとしての神経幹細胞(NSC)の神経発生を用いて神経発生に及ぼすカゼイン由来ペプチドの効果を明らかにした。まず,NSC分化(神経形成)時の細胞内チオール代謝産物の一時的変化を調べた。次に,食品由来オピオイドペプチドの神経性影響を測定し,細胞内チオール代謝物,酸化還元状態と全体的なDNAメチル化レベルの変化とした。NSCの神経形成はウシBCM7,増加した星状細胞形成を誘導するとは対照的に大きな程度でヒトBCM7により促進され,続いてA2派生BCM9であったことを観察した。ヒトBCM7は3日postplatingに及ぼす出発1日,免疫細胞化学と一致する投与した場合,効果が最も明白であった。さらに,ウシB CM7とモルフィンにより調節される神経原性変化はグルタチオン/グルタチオンジスルフィド比の増加とS-アデノシルメチオニン/S-アデノシルホモシステイン比の減少と関連しており,酸化還元およびメチル化状態の変化を示唆した。最後に,ウシBCM7及びモルフィンは分化NSCにおけるDNAメチル化を減少させた。結論として,これらの結果は食品由来オピオイドペプチドとモルフィンは酸化還元状態および後成的制御の変化を通してNSCの神経形成と分化を調節することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： メチル化 ,  代謝産物 ,  *酸化還元反応 ,  ヒト ,  *ペプチド ,  *神経幹細胞 ,  *カゼイン ,  *オピオイドペプチド ,  星状細胞 ,  酸化防止 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： DNAメチル化 ,  酸化還元状態 ,  神経発生 ,  *神経 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 神経発生 ,  神経幹細胞 ,  後成的制御 ,  酸化還元状態 ,  カゼイン由来オピオイドペプチド

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： モルフィン

タイトルに関連する用語 (4件)： 神経幹細胞 ,  カゼイン ,  オピオイドペプチド ,  酸化還元