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J-GLOBAL ID:201702220859913564   整理番号:17A0482744

Trichoderma reeseiを用いたブラジルのバイオリファイナリーのための低コストのセルラーゼ生産プロセスの開発

Development of a low-cost cellulase production process using Trichoderma reesei for Brazilian biorefineries
著者 (10件):
資料名:
巻: 10  号: Feb  ページ: 10:30 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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過去数年間で,初めて産業規模のセルロース系エタノール工場が設立された。このプロセスで使用される工業用セルラーゼの処理能は過去10年間で大幅に改善されたが,依然として操業コストの多くをセルラーゼが占めている。地域によっては,中心的生産施設からバイオリファイナリーまでのセルラーゼの輸送が酵素のコストを大幅に増加させている可能性がある。本研究は,ブラジルのサトウキビバイオリファイナリーの現地で使えるシンプルで,費用効果の高いセルラーゼ生産工程を開発することを目的とした。私たちの研究は2つの主なトピック,増殖培地の処方と株の改良に焦点を当てて実施した。ブラジルのいくつかの安価な工業残渣がセルラーゼ生産に利用できるか調べた。調べた固体残渣の中で,大豆殻が最も望ましい特性を示すことが明らかになった。糖抑制条件下でセルラーゼを分泌させるためにT.reesei品種を作出し,補足的な炭素源としてサトウキビ廃糖みつを利用できるようにした。さらに,生産された酵素の加水分解能を改善するために異種のβ-グルコシダーゼを加えた。最終的に作出した品種にAspergillus niger由来のインベルターゼの遺伝子を導入することにより,サトウキビ廃糖みつ由来のスクロースを直接消化できるようになった。予備的な費用分析により,工業的に前処理されたサトウキビ茎に対して優れた加水分解能を持つ酵素を,総合的なプロセスにより非常に安価に供給することができることが示された。本研究により,比較的少数の遺伝子改変および適切な増殖培地により,T.reeseiを用いて非常に低コストで大量の高性能セルラーゼをブラジルで生産できることが示された。そのようなシステムを更に機能強化,最適化することにより,配送される市販のセルラーゼに代わるものを提供できると考えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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微生物酵素の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  遺伝子操作 
物質索引 (1件):
物質索引
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