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J-GLOBAL ID：201702220939813261   整理番号：17A0635569

ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)/ドデシル硫酸ナトリウム錯体の広がった膜を通る有機酸水溶液の蒸発

Evaporation of aqueous solutions of organic acids through spread films of poly(diallyldimethylammonium chloride)/sodium dodecylsulfate complex

著者 (3件)： KUZNETSOV Viktor (Saint Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  AKENTIEV Alexander (Saint Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  RAKHIMOV Viktor (Saint Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS)
資料名： Separation Science and Technology  (Separation Science and Technology)
巻： 52  号： 1-5  ページ： 943-950  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： D0435B  ISSN： 0149-6395  CODEN： SSTEDS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 陽イオン性高分子電解質のポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)(PDADMAC)と陰イオン性界面活性剤のドデシル硫酸ナトリウム(SDS)とは相互作用によりPDADMAC/SDS錯体を形成する。ギ酸および酢酸水溶液の表面上に広がったPDADMAC/SDS錯体の膜は最大30%の酸濃度までも安定であって,界面張力を低下させる。極めて高い濃度の膜が存在すると,溶液からの蒸発速度は3~6%低下し,さらに蒸気中の酸の割合が低下,すなわち水の割合が絶対%で1~3%だけ増加する。PDADMAC/SDS錯体膜は水と酸の間での選択性を有する。溶液の表面張力はWilhelmy法により決定され,そのデータから膜の形成条件,および界面張力の濃度依存性も得られた。

シソーラス用語： *ポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド ,  複合膜 ,  *有機酸 ,  *蒸発速度 ,  *水溶液 ,  濃度依存性 ,  *界面張力 ,  膜透過 ,  選択透過膜 ,  計測 ,  選択性 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： 表面張力測定 ,  Wilhelmy法

分類 (4件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  液-気界面  (CB12020U) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  ミセル  (CB11020N)

物質索引 (3件)： ドデシル硫酸ナトリウム ,  ギ酸 ,  酢酸

タイトルに関連する用語 (6件)： ジアリルジメチルアンモニウムクロリド ,  ドデシル硫酸ナトリウム ,  錯体 ,  有機酸 ,  水溶液 ,  蒸発