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J-GLOBAL ID：201702221902796107   整理番号：17A0236951

オキシフッ化リン酸チタン(IV)Na₃Ti₂P₂O₁₀FにおけるNa⁺イオン輸送特性の第一原理検討

First-Principles Investigation of the Na⁺ Ion Transport Property in Oxyfluorinated Titanium(IV) Phosphate Na₃Ti₂P₂O₁₀F

著者 (7件)： JALEM Randy (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  JALEM Randy (Nagoya Inst. of Technol., Aichi, JPN) ,  NATSUME Ryosuke (Nagoya Inst. of Technol., Aichi, JPN) ,  NAKAYAMA Masanobu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAYAMA Masanobu (Nagoya Inst. of Technol., Aichi, JPN) ,  NAKAYAMA Masanobu (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  KASUGA Toshihiro (Nagoya Inst. of Technol., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 3  ページ： 1438-1445  発行年： 2016年01月28日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Na⁺イオン電池用の負極材料としてのオキシフッ化リン酸チタン(IV),Na₃Ti₂P₂O₁₀FのNa⁺イオン輸送性を第一原理計算に基づく密度汎関数法によって調べた。この材料は結晶構造のa-b面内で環状構造内及び隣接する環状構造間でのジャンプ機構が協同する二次元のイオン伝導体であることが判った。このイオン移動の駆動力は環状経路における動的なNa⁺イオン分布と,局所環境下で環状構造内のNa⁺イオン間距離を最大化しようとする傾向に起因する。TiおよびPサイトを異なる原子価のイオンでドーピングにするよって環中のNa量を調節してNa⁺イオンの拡散を向上し得ることを示した。

シソーラス用語： *フッ化物 ,  *酸素化合物 ,  *リン酸塩 ,  *チタン化合物 ,  二次電池 ,  *イオン輸送 ,  計算 ,  第一原理 ,  *密度汎関数法 ,  イオン伝導 ,  ドーピング ,  電極材料 ,  結晶構造
準シソーラス用語： *オキシフッ化物 ,  ナトリウムイオン電池 ,  第一原理計算 ,  負極材料

分類 (4件)： 複塩  (CD01060G) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L) ,  二次電池  (YB04030K) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

タイトルに関連する用語 (4件)： リン酸チタン ,  イオン ,  輸送特性 ,  第一原理