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J-GLOBAL ID:201702223704042375   整理番号:17A0004448

浮葉大型水生植物(Trapa japonica)は温帯湖生態系の季節的動態を劇的に変化させる

Floating-leaved macrophyte (Trapa japonica) drastically changes seasonal dynamics of a temperate lake ecosystem
著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 695-707  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トウビシ(Trapa属)は一年生浮葉大型水生植物であり,淡水生態系を劇的に変化させる高密度空間構造を生成する。Trapaは生態系の生得的な季節的動態を変化させ異なるフェノロジーを演じるにもかかわらず,これらの影響の季節的変動の研究は少ない。本稿では,底生動物と動物プランクトンの物理化学的状態と集合の季節的変動を評価し,これらの変化が中部日本の温帯浅水湖である美方湖のTrapa japonicaの密度空間構造の増加と減少と相関するかどうかを調べた。その結果,夏の高密度Trapa空間構造の形成が酸素欠乏をもたらし,ユスリカ科と底生群集中のミミズ類の豊度を有意に減少させ,動物プランクトンのCalanoidaの豊度も減少させることを示した。高密度Trapa空間構造が形成されると,枝角類,ケンミジンコ目,貝虫類,および線虫類などの酸素欠乏に対して耐性のある他の分類群の成長を検出した。クロロフィルa濃度は高密度Trapa空間構造が形成される夏に減少した。秋から春の高密度Trapa空間構造の減少は溶存酸素濃度,クロロフィルa濃度,および無脊椎動物(ユスリカ科,ミミズ類およびカラヌス目)豊度の増加をもたらし,また高密度Trapa空間構造を利用する分類群の減少をもたらした。これらの結果により,高密度Trapa空間構造のフェノロジーが浅水湖製における物理化学的状態と食物連鎖構成の季節的動態を劇的に変化させることを示した。Copyright 2016 The Ecological Society of Japan Translated from English into Japanese by JST.
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