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J-GLOBAL ID:201702225215490163   整理番号:17A0665640

H_2O_2によるベンゼンヒドロキシル化の触媒としての新規[FeFe]-ヒドロゲナーゼモデル錯体によるフェノールの直接合成【Powered by NICT】

Direct synthesis of phenol by novel [FeFe]-hydrogenase model complexes as catalysts of benzene hydroxylation with H2O2
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 2934-2942  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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三つの新しい[FeFe]-ヒドロゲナーゼモデル錯体,μ-(SCH(CH_2CH_3)CH_2S)-Fe_2(CO)6(錯体1),μ-(SCH(CH_2CH_3)CH_2S)-Fe_2(CO)5PCy_3(錯体2)およびμ-(SCH(CH_2CH_3)CH_2S)-Fe_2(CO)5PPh_3(錯体3)を調製した。錯体1 3の構造をFT-IR,UV-vis,~1H,~13C,~31P NMRスペクトルおよび単結晶解析によって特性化した。これらモデル錯体の電子密度は,IRスペクトル,UVスペクトルおよび電気化学的分析によって研究し,それらのそれぞれの触媒性能に対して評価した。錯体2のCV(サイクリックボルタンメトリー)研究は, 1.94Vで0.6Vとより負の還元事象でより低い正の酸化事象を示した,COは良好な電子ドナー配位子で置換された場合は,二鉄中心での電子密度の増大と一致した。すべてのこれらの三種の錯体の中で,錯体2が最良の触媒活性を示し,フェノール24.6%までの92%選択性の収量,Fe-Fe結合のより高い電子密度と一致した。本研究では,触媒の触媒部位とベンゼンの接触ヒドロキシル化におけるその性能の電子密度の間の相関を明らかにした。これらの実験結果に基づいて,酸素移動試薬としてのFe~2+-μ-O Fe~2+中間体を経由する触媒酸化機構を提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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その他の触媒  ,  酸化,還元 

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