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J-GLOBAL ID:201702225688712841   整理番号:17A0268521

マリアナ弧及びマリアナトラフシステムにおける火成活動に対するスラブ流体と堆積物溶融組成の寄与:地化学組成とSr,Nd及び希ガス同位体系統学を根拠として

Contributions of slab fluid and sediment melt components to magmatism in the Mariana Arc-Trough system: Evidence from geochemical compositions and Sr, Nd, and noble gas isotope systematics
著者 (8件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 253-273  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0525A  ISSN: 1440-1738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究はマリアナ前弧を含むマリアナ弧及びマリアナトラフ(Central Grabenと Spreading Ridge)からの玄武岩,斑糲岩,単斜輝石岩の主成分・微量元素組成,鉱物組成,Sr,Nd及び希ガスの同位体組成を提示する。マリアナ弧とマリアナトラフ下のマントルソースはMORBのマントルソースに比べてHFS元素に乏しい。マリアナ弧の試料は,高Ba/Thと高U/Thで特徴づけられ,マントルウエッジに沈み込むスラブからの流体の付加で説明される。重希ガスの同位体組成(Ar,Kr,Xe)は,親石元素同様マントルウエッジに流体が供給されていることを示す。一方,マリアナトラフからの試料の主成分元素組成及びSr,Nd,He,Neの同位体組成はMORBのものと区別できない。マリアナトラフの試料の3He/4Heと40Ar/36Arの相関はMORB組成と大気組成の混合で説明される。マリアナトラフのCentral Grabenからの一試料は20Ne/22Neと21Ne/22Neに富み,マントルソースに太陽タイプネオンの存在が示唆される。さらに,過剰129Xeも観察され,マントルソースに始原的希ガスの存在が示唆される。マリアナトラフの玄武岩は,Ba/Th-La/SmとU/Th-Zr/Nbでの相関から流体と堆積物両方の組成の寄与が示されるが,Spreading Ridgeからの玄武岩は,スラブからの流体組成の寄与が優勢で,Central Grabenからの玄武岩は堆積物溶融組成の寄与が優勢である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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岩石成因論  ,  岩石圏の地球化学一般 
引用文献 (73件):
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