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J-GLOBAL ID：201702225741887365   整理番号：17A0409643

持続可能な木質バイオマスエネルギー企業のためのシナリオ分析:日本の農村の事例研究【Powered by NICT】

Scenario analysis for sustainable woody biomass energy businesses: The case study of a Japanese rural community

著者 (3件)： Kishita Yusuke (Department of Precision Engineering, Graduate School of Engineering, The University of Tokyo, 7-3-1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 1138656, Japan) ,  Nakatsuka Noriaki (Department of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka University, 2-1, Yamada-oka, Suita, Osaka 5650871, Japan) ,  Akamatsu Fumiteru (Department of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka University, 2-1, Yamada-oka, Suita, Osaka 5650871, Japan)
資料名： Journal of Cleaner Production  (Journal of Cleaner Production)
巻： 142  号： P4  ページ： 1471-1485  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0750A  ISSN： 0959-6526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木質バイオマスは電力と熱を発生させるために再生可能エネルギー源として用い,CO_2排出削減・エネルギーセキュリティを強化すると,若返り農村経済の目標とされている。日本では,木質バイオマスのエネルギー利用は,現在,フィードインタリフ(FIT)プログラムによるincentivizedである。しかし,様々な予測できない因子(例えば,国家のエネルギー政策と原料供給の急激な変化)は木質バイオマスエネルギー事業の持続可能性を損なう可能性がある。環境及び経済的観点から持続可能な木質バイオマスエネルギー事業を設計するための条件を明らかにするために,本論文では,将来の不確実性の影響を分析するシナリオ分析を行うための方法を提案した。定量的評価のために,離散事象シミュレーション技術を用いたプロセスの配列としてモデル化した木質バイオマスエネルギー事業。事例研究は2015 2034(20~年)の期間における日本の農村における10MW木質バイオマス発電プラントのエネルギービジネスに特に焦点を当てて行った。結果は,最悪のシナリオと比較した場合,事業は,経済的利益を得るとCO_2排出を半分にする可能性があることを明らかにした。ビジネスの持続可能性を向上させるための重要な要因は,発電に使用した木材残渣の量を収集し,現在の価格の35%以上で木質バイオマスからの電力の販売価格を含んでいる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *事例研究 ,  不確実性 ,  *日本 ,  電力 ,  エネルギー政策 ,  *農村 ,  廃材 ,  エネルギー安全保障 ,  *木質バイオマス ,  モデリング
準シソーラス用語： 定量的評価 ,  持続可能性 ,  エネルギー利用 ,  再生可能エネルギー源 ,  *シナリオ解析 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 木質バイオマス ,  エネルギー事業 ,  シナリオ解析 ,  離散事象シミュレーション ,  フィードイン料金 ,  発電

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 木質バイオマス ,  エネルギー ,  企業 ,  シナリオ分析 ,  日本 ,  農村 ,  研究