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J-GLOBAL ID：201702229472168077   整理番号：17A0501577

組織間関係の構造と戦略 カニバリゼーションを原因とした同質化の遅れ:日本のビール業界における新製品発売の実証研究

著者 (2件)： 柴田健一 (筑波大 大学院ビジネス科学研究科) ,  立本博文 (筑波大 ビジネスサイエンス系)
資料名： 組織科学  (Organizational Science)
巻： 50  号： 3  ページ： 45-56  発行年： 2017年03月20日 
JST資料番号： G0726A  ISSN： 0286-9713  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 競争優位構築のため,自社新製品への競合他社の同質化を遅らせることは企業戦略上,重要な課題である。本研究では日本のビール業界のデータを用いて,自社新製品と競合他社の既存製品の類似度と,競合他社の同質化までの時間の関係を分析した。類似度が高い場合は,カニバリゼーションを原因として同質化が遅れることが分かった。また,カニバリゼーションの可能性が高い場合は,同質化時間のばらつきが大きくなることも分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *共食い ,  *均質化 ,  ビール ,  新製品 ,  度 ,  *戦略 ,  *模倣 ,  分析 ,  企業行動
準シソーラス用語： コレスポンデンス分析 ,  *競争戦略 ,  類似度 ,  *同質化

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (28件)：

• 淺羽茂(1995).『競争と協力の戦略-業界標準をめぐる企業行動-』東京:有斐閣.
• 淺羽茂(2002).『日本企業の競争原理-同質的行動の実証分析-』東京:東洋経済新報社.
• Boyd, J. L., & Bresser, R. K. F. (2008). Performance implications of delayed competitive responses: Evidence from the US retail industry. <i>Strategic Management Journal, 29</i>(10), 1077-1096.
• Chandy, R. K., & Tellis, G. J. (1998). Organizing for radical product innovation: The overlooked role of willingness to cannibalize. <i>Journal of Marketing Research, 35</i>(4), 474-487.
• Chen, M.-J., & Hambrick, D. C. (1995). Speed, stealth, and selective attack: How small firms differ from large firms in competitive behavior. <i>Academy of Management Journal, 38</i>(2), 453-482.

タイトルに関連する用語 (10件)： 組織間関係 ,  戦略 ,  原因 ,  遅れ ,  日本 ,  ビール ,  新製品 ,  発売 ,  実証 ,  研究