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J-GLOBAL ID:201702229747975595   整理番号:17A0210518

起源が異なる深海成育のマナマコ(Stichopus japonicus)の一般成分と栄養価

Proximate composition and nutritional quality of deep sea growth sea cucumbers (Stichopus japonicus) from different origins
著者 (12件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 2378-2383  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:アジアでは,深海で成育したマナマコ(Stichopus japonicus(DSG-SC)は,最も栄養価が高く贅沢な水産食品と考えられている。本研究では,異なる起源のDSG-SCs中の一般成分とコラーゲン多糖類,アミノ酸類(AAs)と脂肪酸類(FAs)の栄養価を比較した。結果:蛋白質,灰分,炭水化物,脂肪,コラーゲン,飽和脂肪酸類(SFAs),一価不飽和脂肪酸類(MUFAs),多価不飽和脂肪酸類(PUFAs),必須アミノ酸類(EAAs),フコースとウロン酸の含量が起源間で異なっていた。大連(Dalian)起源のDSG-SCは他の起源のものと比較すると,灰分,脂肪,ウロン酸,TAAsとEAAsの含量が低く,蛋白質,コラーゲン,PUFAs,エイコサペンタエン酸(EPA),ドコサヘキサエン酸(DHA)とフコースの含量が高かった。DSG-SCsは,他の水産食品よりもPUFAsの割合が高く多糖類に富んでいた。AAsではグルタミン酸塩とグリシンが支配的であったが,EAAsはロイシンとスレオニンが最も豊富であった。結論:DSG-SCsは,コラーゲン,多糖類(特にフコース),EAAs(特にロイシンとスレオニン)とPUFAs(特にEPAとDHA)の良好な資源であった。大連は,高含量のPUFAとフコースおよびコラーゲンと蛋白質を有する価値の高いマナマコ生産の有望な起源であると推察した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  動物性水産食品  ,  生体物質一般 
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