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J-GLOBAL ID:201702230222087384   整理番号:17A0439309

栄養素,ミクログリア加齢,そして脳加齢

Nutrients, Microglia Aging, and Brain Aging
著者 (4件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.7498528 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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平均余命が伸び続けているので,アルツハイマー病(AD)に伴う認知機能低下は世界中で大きな問題となっている。全身性炎症に際した細胞活性化後,脳に固有の免疫細胞であるミクログリアは神経炎症の引き金を引く炎症促進性メディエーターを放出し始める。筆者らは慢性全身性炎症への曝露が差次的な年齢依存的ミクログリア応答を誘導し,それらは中年の動物においても学習と記憶の障害を伴うことを見出した。従って,筆者らは,「ミクログリア加齢」という概念を掲げる。この概念はミクログリアが脳加齢の主要なサインである認知機能低下の加速に対する鍵となる寄与であるという事実に基づく。他方,炎症は酸化ストレスとDNA損傷を誘導し,それらはマクロファージやミクログリアを含む多くの型の細胞による活性酸素種の過剰産生につながる。酸化ストレス損傷細胞はより大量の炎症性メディエーターを連続的に産生し,ミクログリア加齢を促進する。栄養素は脳の健康を含む一般的な健康の維持に必要である。抗酸化栄養素の摂取は,全身性炎症と神経炎症の両方を減じ,加齢の間の認知機能低下を減ずる。ここで筆者らは,筆者らのミクログリア加齢という概念について概説し,全身性炎症とミクログリア加齢について議論する。筆者らは,ミクログリア加齢を制御する栄養学的アプローチが健康な脳の加齢のための新しい窓を開くであろうことを提唱する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
老化と死  ,  免疫反応一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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