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J-GLOBAL ID:201702231333322891   整理番号:17A0763406

共溶媒,自己密集化,温度および圧力のリゾチームのサブナノ秒動力学および折畳み安定性におよぼす影響

Influence of cosolvents, self-crowding, temperature and pressure on the sub-nanosecond dynamics and folding stability of lysozyme
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 22  ページ: 14230-14237  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,オスモライト:トリメチルアミンN-オキシド(TMAO)および尿素の非存在および存在下での高濃度リゾチーム溶液の動的特性および折畳み安定性におよぼす温度および静水圧の効果を研究した。大気圧から4000barまでの圧力範囲における平均サブナノ秒動力学におよぼすこれらの共溶媒の効果の洞察を得るために,蛋白質の水素原子の平均二乗変位(MSD)を測定し,弾性インコヒーレント中性子散乱(EINS)を適用した。自己密集の更なる効果を評価するために,二つの蛋白質濃度(80および160mg mL-1)を用いた。著者等は,TMAOの内部水素動力学に対する顕著な効果,すなわち移動度の低下を観察した。一方で,尿素は顕著な効果を示さず,その結果尿素-TMAO混合物における相殺効果は観察されなかった。濃縮度の低い蛋白質溶液とは異なり,mL-1リゾチームに対するMSDの著しい圧力効果は観察されなかった。EINS実験は,フーリエ変換赤外(FTIR)分光測定により補完することにより,種々の環境条件下でのリゾチームの折畳み安定性に対する更なる洞察をもたらした。著者等は,適合するオスモライトTMAOの存在下での蛋白質の安定化,およびし双方の蛋白質濃度に対する温度および圧力に対する尿素の存在下での不安定化を観察した。更に著者等は,非常に高い蛋白質濃度(160mg mL-1)での自己密集に対する僅かな不安定化の効果を見出し,これは過渡的な分子間相互作用の不安定化に起因した。更に,高密度に充填された細胞内条件を模倣するこれらの高蛋白質濃度において,リゾチームに対する圧力-温度ダイアグラムを得ることができた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造と性質の実験的研究  ,  酵素一般  ,  電解質水溶液 

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