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J-GLOBAL ID：201702231999075248   整理番号：17A0280310

土壌中の易分解性有機炭素画分と微生物特性に及ぼすトウモロコシ残さの質と土壌含水量の影響【Powered by NICT】

Effects of Maize Residue Quality and Soil Water Content on Soil Labile Organic Carbon Fractions and Microbial Properties

著者 (3件)： Li Zengqiang (Institute of Soil Science, Chinese Academy of Sciences) ,  Zhao Bingzi (Institute of Soil Science, Chinese Academy of Sciences) ,  Zhang Jiabao (Institute of Soil Science, Chinese Academy of Sciences)
資料名： Pedosphere  (Pedosphere)
巻： 26  号： 6  ページ： 829-838  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1490A  ISSN： 1002-0160  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌の可動性有機炭素(LOC)に及ぼす残基化学組成の影響の調査土壌炭素隔離の理解を改善するであろう。土壌LOC画分および微生物特性に及ぼすトウモロコシ残さ化学組成と土壌含水量の影響を実験室培養実験で調査した。トウモロコシシュートと根残渣は,40%と70%圃場容水量で土壌に混入した。土壌は20°Cで150日間培養したおよび破壊的サンプリングは,1575,及び150日後に行った。呼吸,溶存有機炭素(DOC),熱水抽出性有機炭素(HEOC),微生物バイオマス炭素(MBC)を記録し,セルラーゼとβ-グルコシダーゼ活性と群レベルの生理学的プロファイルも行った。結果は,累積呼吸はシュート改良土壌よりも根で改良した土壌で低く,根の修復は土壌中のCの保持に有用であると思われることを示した。シュートと根で改良した土壌の間で観察されたDOC,HEOCとMBC,酵素活性,および微生物機能的多様性の含有量の有意差はなかった。高土壌水分処理は低土壌水分処理と比較して累積呼吸,DOCとHEOC含有量,および酵素活性を有意に増加させた。しかし,土壌含水量処理は,MBC含有量と微生物機能的多様性にほとんど影響しなかった。LOC画分および土壌微生物特性の間に有意な正の相関があった。これらの結果は,トウモロコシ残渣の化学組成は,DOC,HEOC,MBC含有量,酵素活性および微生物機能多様性にほとんど影響を及ぼさなかったことを示したが,土壌含水量は,DOCとHEOC含有量と酵素活性に重大な影響を与えることができた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 土壌水 ,  化学組成 ,  生理学 ,  圃場容水量 ,  *微生物 ,  酵素活性度 ,  *土壌含水量 ,  セルラーゼ ,  *有機炭素 ,  β-グルコシダーゼ
準シソーラス用語： 微生物バイオマス ,  熱水抽出 ,  培養実験 ,  土壌炭素隔離 ,  *分解性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 群落レベルの生理学的プロファイル ,  溶存有機炭素 ,  酵素活性 ,  熱水抽出可能な有機炭素 ,  トウモロコシ根 ,  トウモロコシシュート

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (9件)： 土壌 ,  分解性 ,  有機炭素 ,  画分 ,  微生物 ,  トウモロコシ ,  残さ ,  質 ,  土壌含水量