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J-GLOBAL ID：201702232685510548   整理番号：17A0749849

単一イエバエ個体群におけるノックダウン抵抗性対立遺伝子の多様性はピレトロイド系殺虫剤への適応を促進する【Powered by NICT】

Diversity of knockdown resistance alleles in a single house fly population facilitates adaptation to pyrethroid insecticides

著者 (5件)： Kasai S. (Department of Entomology, Comstock Hall, Cornell University, Ithaca, NY, USA) ,  Kasai S. (Department of Medical Entomology, National Institute of Infectious Diseases, Shinjukuku, Tokyo, Japan) ,  Sun H. (Department of Entomology, Comstock Hall, Cornell University, Ithaca, NY, USA) ,  Sun H. (Department of Entomology, College of Plant Protection, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu, China) ,  Scott J. G. (Department of Entomology, Comstock Hall, Cornell University, Ithaca, NY, USA)
資料名： Insect Molecular Biology  (Insect Molecular Biology)
巻： 26  号： 1  ページ： 13-24  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1733A  ISSN： 0962-1075  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 殺虫剤使用はイエバエ個体群に大きな選択力を発揮するが,殺虫剤の非存在下で有意な適正コストを持つならば初期抵抗突然変異の頻度は高レベルに達しない可能性がある。しかし,同じ(または類似の)殺虫剤の連続使用と,新しい変異(等しいか大きい抵抗性を付与するが,適応度コストのより少ない)が発展することが期待される。ピレトロイド系殺虫剤は昆虫電位感受性ナトリウムチャンネル(VSSC)を標的とした三年以上の動物生産施設におけるイエバエ防除のための広く用いられている。イエバエにおけるピレトロイド系殺虫剤に対する抵抗性を引き起こすことが知られている三Vssc変異は,ノックダウン抵抗性(kdr,L1014F),kdr彼(L1014H)およびsuper-kdr(M918T+L1014F)。イエバエ個体群の新たな突然変異であるかどうかは数十年間検討されていない。カンザス州における酪農(米国)からのイエバエを収集し,三世代のためのこの集団を選択した。複数の新しいVssc対立遺伝子,大部分のピレトロイドに非常に高レベルの抵抗性を与えることを二を含むを発見した。殺虫剤耐性の進化を理解し,適切な抵抗モニタリングと管理計画を作成するためのこれらの知見,イエバエ防除に対するピレスロイドの将来の重要性を論じた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 防除 ,  変異 ,  *イエバエ ,  感受性 ,  *ピレスロイド系殺虫剤 ,  カンザス州 ,  *個体群 ,  ナトリウムチャンネル ,  *殺虫剤 ,  酪農 ,  *対立遺伝子 ,  突然変異
準シソーラス用語： 殺虫剤抵抗性 ,  適応度 ,  遺伝子ノックダウン法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： イエバエ ,  ピレトロイド系殺虫剤 ,  Vssc ,  耐性の進化 ,  Musca domestica(イエバエ)

分類 (2件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

タイトルに関連する用語 (9件)： イエバエ ,  個体群 ,  ノックダウン ,  抵抗性 ,  対立遺伝子 ,  多様性 ,  ピレトロイド系殺虫剤 ,  適応 ,  促進