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J-GLOBAL ID:201702234674747437   整理番号:17A0575230

強化細胞内移行:生物合成ナノ粒子が対応する化学合成物よりも大きな殺菌力を示す機構

Enhanced Cellular Internalization: A Bactericidal Mechanism More Relative to Biogenic Nanoparticles than Chemical Counterparts
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 4519-4533  発行年: 2017年02月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生物合成銀ナノ粒子(AgNP)の抗菌活性が対応する化学合成AgNPよりも大きな理由を明らかにするために,ボタンタケ科子嚢菌Trichoderma viride(MTCC5661)の無細胞濾過液の抗菌性代謝産物を用いる硝酸銀の還元および修飾によりAgNPを合成し,その抗菌性を同じ粒子形態とサイズをもつクエン酸安定化AgNPの抗菌性と比べた。AgNPの特性を紫外可視分光法,ゼータ電位分析およびTEMにより解析した。合成AgNPはサイズ10~20nmの球状であり,粒径分布は単分散であった。生物合成AgNPの表面に代謝産物が存在することをGC-MS,エネルギー分散X線分光法,X線回折およびFTIRにより確証した。グラム陰性菌Shigella sonneiおよびPseudomonas aeruginosaとグラム陽性菌Staphylococcus aureusに対する両AgNPの抗菌活性を調べた。フローサイトメトリー解析によれば,生物合成AgNPの方がクエン酸安定化AgNPよりもより多く細菌細胞内に移行することが分かった。生物合成AgNPの方がより多く細胞内に移行することにより,細胞内により多くの反応性酸素種(ROS)を生成すること,この酸化ストレスの増加は細菌膜の激しい損傷を引き起こし,病原菌の速やかな死をもたらすことなどをROS感受性蛍光プローブのフルオレセインジアセタートとヨウ化プロピジウムによる二重染色とTEM観察により確証した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗細菌薬の基礎研究  ,  微生物の生化学  ,  生物物理的研究法 

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