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J-GLOBAL ID：201702247726217852   整理番号：17A0221789

La_0.67Sr_0.33MnO₃表面中での酸素空孔の過電圧誘導導入およびアルカリ溶液中での酸素還元反応触媒活性に及ぼすその影響

Overpotential-Induced Introduction of Oxygen Vacancy in La_0.67Sr_0.33MnO₃ Surface and Its Impact on Oxygen Reduction Reaction Catalytic Activity in Alkaline Solution

著者 (12件)： KAN Daisuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ORIKASA Yuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NITTA Kiyofumi (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN) ,  TANIDA Hajime (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KUROSAKI Ryo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NISHIMURA Tomoe (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SASAKI Takahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  GUO Haichuan (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OZAKI Yusuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  UCHIMOTO Yoshiharu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHIMAKAWA Yuichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SHIMAKAWA Yuichi (JST-CREST, Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 11  ページ： 6006-6010  発行年： 2016年03月24日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,アルカリ溶液中でのペロブスカイト型酸化物の酸素還元反応(ORR)の触媒活性について,多大の関心が集まっていた。ここでは回転ディスクを用いることにより,アルカリ溶液中でLa_0.67Sr_0.33MnO₃エピタクシャル薄膜を成功裡に調製し,得られた膜のORR触媒活性について検討を行った。薄膜電極のORR電流は酸素質量輸送によっては制限されず,電圧掃引方向に対して大きなヒステリシスを示すことが分った。in situシンクロトロンX線吸収分光法から,過電圧により,薄膜表面中に酸素空孔が導入される様子が観察された。これら酸素空孔がLSMO表面のORR触媒活性に大きな影響を及ぼしたと考察した。

シソーラス用語： *過電圧 ,  溶液 ,  *空格子点 ,  *還元 ,  *触媒活性 ,  回転円板 ,  エピタクシー ,  *薄膜 ,  膜電極 ,  物質移動 ,  ヒステリシス ,  X線回折 ,  顕微鏡観察 ,  電気抵抗 ,  温度依存性 ,  X線吸収スペクトル ,  *固溶体 ,  *酸化ストロンチウム ,  *酸化マンガン ,  *酸化ランタン ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *セラミック
準シソーラス用語： *LSMO【化合物】 ,  アルカリ溶液 ,  原子間力顕微鏡法 ,  *酸素還元反応 ,  *酸素空孔

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸素空孔 ,  過電圧 ,  誘導 ,  アルカリ溶液 ,  酸素還元反応 ,  触媒活性