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J-GLOBAL ID：201702253402276840   整理番号：17A0544813

コア/基板無秩序スピン相互作用による超常磁性ブロッキング温度の外部磁場依存性シフト

External magnetic field dependent shift of superparamagnetic blocking temperature due to core/surface disordered spin interactions

著者 (7件)： LEE Kwan (Univ. South Carolina, SC, USA) ,  LEE Kwan (Advanced Inst. of Convergence Technol. (AICT), Gyeonggi-do, KOR) ,  JANG Jung-tak (Univ. South Carolina, SC, USA) ,  NAKANO Hiroshi (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  NAKAGAWA Shigeki (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  PAEK Sun Ha (Advanced Inst. of Convergence Technol. (AICT), Gyeonggi-do, KOR) ,  BAE Seongtae (Univ. South Carolina, SC, USA)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 28  号： 7  ページ： 075710,1-7  発行年： 2017年02月17日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超常磁性ナノ粒子(SPNP)は,医療とスピントロニクスの両面から注目を集めている。超常磁性が強磁性に転移するブロッキング温度が種々のスピントロニクスと生物医学用途のために重要であるにもかかわらず,ブロッキング温度の精密な測定はまだ明らかでない。本稿では,SPNP系におけるブロッキング温度の固有と外部特性を提出した。零場冷却/場冷却(ZFC-FC)曲線において,異なる外部印加(励起)磁場における固有ブロッキング温度のシフトはなかったが,外部ブロッキング温度は外部(励起)磁場に明らかに依存した。これらの新しく提案した物理モデルに従って,コアと表面無秩序スピン層間に位置する中間スピン層が外部ブロッキング温度のシフトの物理的性質に一次的に応答したことを示した。これらの新しい発見はSPNPの熱誘導物性のキャラクタリゼーションのための可能性を与えた。さらに,これらの発見は新しい経験的アプローチを与え,SPNP中の無秩序表面スピン状態の定性度を間接的に推定できる新しい経験的アプローチを与えた。

シソーラス用語： *超常磁性 ,  *ブロッキング ,  *外部磁場 ,  磁場効果 ,  ナノ粒子 ,  磁気転移 ,  *スピン-スピン相互作用 ,  *転移温度 ,  基板 ,  無秩序系 ,  強磁性 ,  スピントロニクス ,  臨床医学
準シソーラス用語： スピン状態 ,  ゼロ磁場冷却 ,  *ブロッキング温度 ,  磁気ナノ粒子

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

タイトルに関連する用語 (7件)： コア ,  無秩序 ,  スピン相互作用 ,  超常磁性 ,  ブロッキング温度 ,  磁場依存性 ,  シフト