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J-GLOBAL ID：201702253777037873   整理番号：17A0678299

真菌のエンド-β1,4-グルカナーゼのファミリー5サブファミリー5(GH5_5)におけるバイオマス脱構築の機能的多様性

Functional diversity for biomass deconstruction in family 5 subfamily 5 (GH5_5) of fungal endo-β1,4-glucanases

著者 (2件)： LI Bingyao (Michigan State Univ., MI, USA) ,  WALTON Jonathan D. (Michigan State Univ., MI, USA)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 10  ページ： 4093-4101  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリコシルヒドロラーゼのファミリー5(GH5)のエンド-β1,4-グルカナーゼは多細胞生物に共通の酵素である。Sporotrichum thermophile由来のGH5サブファミリー5(GH5_5)のエンドグルカナーゼ(StCel5A)の優れた活性が各クレード内の特性であるかを調べるために,StCel5A,Trichoderma reeseiのTrCel5Aと各サブファミリーの2つのクレードを天然のセルラーゼを抑制させた共通の宿主で発現し,活性を比較した。CMCまたはβ-グルカン単独で試験した場合に,Aureobasidium pullulans由来のApCel5Aが最も高比活性度を示した。リグニンはGH5_5の活性を減少させたが,クレードとリグニンに対する感受性程度間には関連性がなく,またStCel5AがTrCel5Aや試験した他の酵素よりも感受性が低いこともなかった。試験した6種のエンドグルカナーゼはガラクトマンナンに対する感受性において強い相違を示した。以上の結果は,バイオマス分解に関する酵素の挙動には,大きな変動があることを示唆した。

シソーラス用語： *セルラーゼ ,  不完全糸状菌類 ,  *バイオマス ,  *酵素活性度 ,  遺伝子発現 ,  Trichoderma reesei ,  リグニン ,  粗飼料 ,  カルボキシメチルセルロース ,  βグルカン ,  ガラクトマンナン ,  酵素的分解
準シソーラス用語： *エンド-1,4-β-グルカナーゼ ,  Sporotrichum thermophile ,  *植物性バイオマス ,  異種発現 ,  コーンストーバー

分類 (3件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 真菌 ,  グルカナーゼ ,  ファミリー ,  サブ ,  バイオマス ,  構築 ,  多様性