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J-GLOBAL ID:201702253920617894   整理番号:17A0036266

炭酸脱水酵素-IX阻害剤の新種1-(3-(フェニル/4-フルオロフェニル)-7-イミノ-3H-[1,2,3]トリアゾロ[4,5d]ピリミジン6(7H)尿素の設計と合成

Design and synthesis of a novel class of carbonic anhydrase-IX inhibitor 1-(3-(phenyl/4-fluorophenyl)-7-imino-3H-[1,2,3]triazolo[4,5d]pyrimidin 6(7H)yl)urea
著者 (8件):
資料名:
巻: 64  ページ: 101-109  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: B0044D  ISSN: 1093-3263  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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CA(炭酸脱水酵素)アイソザイムの選択的阻害は,薬物設計および発見プロセスにおける困難な課題である。ここでは,分子結合および分子動力学(MD)シミュレーション分析と組み合わせた蛍光結合研究および阻害アッセイを行って,CAIXとCAIIで合成された2つの合成トリアゾロ-ピリミジン尿素(TPUIおよびTPUII)化合物の結合親和性を決定した。蛍光結合の結果は,分子TPUIがCAIXに対して優れた結合親和性(kD=0.048μM)をもつことを示した。TPUIIはまた,CAIXに対してかなりの結合親和性(kD=7.52μM)を示した。TPUIは,4-NPAアッセイにおいてTPUIIと比較してCAIXを選択的に阻害する。ドッキング研究は,TPUIがCAIXの活性部位キャビティに空間的に十分フィットし,His94,His96,His119,Thr199,Thr200との水素結合相互作用に関与することを示した。MDシミュレーション研究は,TPUIがCAIXに効率的に結合し,40nsの全シミュレーション中に必須の活性部位残留相互作用が一貫していることを明らかにした。これらの研究は,TPUIが新種のCAIX阻害剤として出現し,低酸素誘発癌治療のための強力で選択的なCAIX阻害剤の開発のためのリード分子として使用され得ることを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  腫ようの薬物療法 
物質索引 (3件):
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