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J-GLOBAL ID:201702267519710975   整理番号:17A0544692

加熱カシューナッツに於けるアルギニン-111残基に対するAna o 3修飾の同定及び特徴

Identification and Characterization of Ana o 3 Modifications on Arginine-111 Residue in Heated Cashew Nuts
著者 (8件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 411-420  発行年: 2017年01月18日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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米国の会社から購入したカシューナッツを用い,149又は177°Cで12分間(浅煎り),20分間(中深煎り)又は24分間加熱(深煎り)し,粉砕後脱脂し,pH8.6の食塩緩衝液で抽出し,硫安精製及びLC-MS/MSで精製して得たAna o 3について,その性質及び構造を比較した。Ana o 3は加熱に応じて修飾され,Arg含有ペプチドのArg-111がカルボキシエチル化され,72Da質量が増加した。更にArg含有ペプチドの111のArgにメチルグリオキサールが付加され,ヒドロイミダゾロン修飾アルギニンが形成され,54Da質量が増加した。修飾ペプチドは深煎りカシューナッツにのみ見られたが,量は少量であった。生及び深煎りカシューナッツにからの精製Ana o 3でトリプシン消化に対する安定性は変化しなかった。IgE結合能は14血清試料中1試料にのみ変化が見られ,結合能には僅かな差しかなかった。Arg-111残基はモデルAna o 3のヘリックス構造上にあり,表面に位置し,修飾され易い事が分かった。しかし,その安定性,構造及びIgE結合能について明確な差は得られなかった。
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  食品の品質 
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