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J-GLOBAL ID：201702267863337728   整理番号：17A0678442

低変態温度溶接材料を用いた船体構造の溶接継手の疲れ特性の改善のための延伸ビード溶接法

Elongated bead weld method for improvement of fatigue properties in welded joints of ship hull structures using low transformation temperature welding materials

著者 (14件)： SHIGA C. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MURAKAWA H. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HIRAOKA K. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OSAWA N. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAJIMA H. (Nagasaki Inst. Applied Sci., Nagasaki, JPN) ,  TANINO T. (Nagasaki Inst. Applied Sci., Nagasaki, JPN) ,  TSUTSUMI S. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUKUI T. (Nippon Kaiji Kyokai, Tokyo, JPN) ,  SAWATO H. (Nippon Kaiji Kyokai, Tokyo, JPN) ,  KAMITA K. (Imabari Shipbuilding Co., Ltd, Imabari, JPN) ,  MATSUZAKI T. (Sanwa Dock Co., Ltd, Innoshima, JPN) ,  SUGIMURA T. (Mitsubishi Heavy Ind., Ltd, Tokyo, JPN) ,  ASODA T. (Mitsubishi Heavy Ind., Ltd, Tokyo, JPN) ,  HIROTA K. (Mitsubishi Heavy Ind., Ltd, Tokyo, JPN)
資料名： Welding in the World  (Welding in the World)
巻： 61  号： 4  ページ： 769-788  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： H0722A  ISSN： 0043-2288  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄鋼材料の溶接における課題の一つに熱による相変態によって誘起される大きな残留応力がある。この解決のためには低変態温度(LTT)溶接材料の適用が有効である。しかしながら,LTTを用いても依然として溶接部の疲れ強さのバラ付きが発生している。本研究においては,この疲れ強さのバラ付きを改善するために,LTT溶接材料を用いた溶接において,ビードを延伸させる技術の導入を図り,その効果を調べた。供試材は,船体製造用鋼板で,5種類のLTT材料を用い,すみ肉溶接およびボックス溶接を行なった。これらのサンプルについて疲れ試験を実施した。また,残留応力および応力集中に関する数値解析も行なった。これらの実験と解析から,補修溶接における通常の溶接の上へのLTT溶接処理は疲れ強さを改善できることを明らかにした。

シソーラス用語： *溶加材 ,  *隅肉溶接 ,  溶接ビード ,  延伸 ,  疲れ強さ ,  数値解析 ,  残留応力 ,  応力集中 ,  補修溶接
準シソーラス用語： 重層 ,  *低変態温度溶接材料

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 低変態温度溶接材料 ,  船体構造 ,  溶接継手 ,  疲れ特性 ,  延伸 ,  ビード ,  溶接法