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J-GLOBAL ID:201702268585187103   整理番号:17A0409321

icaオペロンの発現を調節することにより黄色ぶどう球菌に対する没食子酸の特異的抗生物膜効果【Powered by NICT】

The specific anti-biofilm effect of gallic acid on Staphylococcus aureus by regulating the expression of the ica operon
著者 (7件):
資料名:
巻: 73  号: PB  ページ: 613-618  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バイオフィルムは食品汚染のリスクを増加させ,細菌の病原性を高めることができるので,Staphylococcus aureus(S.aureus)バイオフィルムは食品安全においてかなり興味を持たれている。ica符号化多糖類細胞間アドヘシン(PIA)はバイオフィルム形成に重要な役割を果たしている。本研究では,懸濁液中のS.aureusに対するおよびバイオフィルムにおける没食子酸のMICは2mg/mLおよび4mg/mLであった。生物膜の定量的クリスタルバイオレット染色は2mg/ml没食子酸はバイオフィルム形成を効果的に抑制することができ,ESEM画像は明らかにS.aureusと得られた抗バイオフィルム効果の三次元生物膜形態を示したことを示した。バイオフィルム中の生細菌の定量は,没食子酸はバイオフィルムは黄色ぶどう球菌を殺すのに浸透し,生物膜細菌に対する殺菌効果は浮遊性細菌のそれに匹敵したことを明らかにした。さらに黄色ぶどう球菌生物膜形成におけるica遺伝子ファミリーの発現および多糖類スライム形成に及ぼす没食子酸の影響を検討した。icaRは有意に活性化されたことを示した。icaAとicaDは没食子酸の濃度の増加とともに用量依存的にダウンレギュレートされていた;が,icaBとicaCの発現は有意に影響されなかった。多糖類スライム形成も減少した。これらの結果に基づいて,天然物質として,没食子酸は食品工業において重要な役割を果たす可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  食品衛生一般 
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