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J-GLOBAL ID：201702277618378646   整理番号：17A0568448

地震時の外力分布を考慮した外柱-基礎梁-場所打ち杭接合部の部分架構実験

EXPERIMENTS OF PARTIAL FRAMES REPRESENTING EXTERIOR COLUMN, FOUNDATION BEAM AND CAST-IN-PLACE PILE JOINTS WITH SIMULATING REALISTIC SEISMIC LOADS

著者 (5件)： 柏尚稔 (国土技術政策総合研) ,  真田靖士 (大阪大 大学院工学研究科) ,  鈴木卓 (大阪大 大学院工学研究科) ,  市川覚 (大阪大 大学院工学研究科) ,  倉本洋 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 735  ページ： 653-662  発行年： 2017年05月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大地震時の場所打ち杭接合部の挙動を把握すること,および地震後における杭頭接合部の損傷状況の判断に繋がる基礎データを把握するため,杭頭接合部の部分架構実験を行った。その中で,杭基礎建物の実被害事例を対象として,杭頭接合部に作用する地震外力として可能な限り実現象に近い荷重分布で載荷する方法を提案し,建物の継続使用の判断に資する実証データを整理した。その結果,以下の知見・成果を得た。1)検討対象とした杭基礎建物に対する上部構造-杭基礎一体モデルの静的荷重増分解析より,外柱直下の杭頭には柱せん断力の半分以上の基礎版慣性力が作用すると考えられる。2)外柱に作用するせん断力および軸力と同時にパイルキャップに作用する基礎版慣性力を模擬するために,基礎梁端部から水平力を載荷する載荷手法を提案した。3)その他,壁あり・壁なし試験体の破壊性状,杭頭を対象とした曲げ解析結果等について知見を得た。

シソーラス用語： *場所打ち杭 ,  杭頭 ,  *接合部 ,  大地震 ,  *震災 ,  柱 ,  梁 ,  杭基礎 ,  建築基礎 ,  載荷試験 ,  荷重分布 ,  構造解析 ,  慣性力 ,  破壊モード ,  地震応答 ,  構造試験
準シソーラス用語： 基礎梁 ,  *杭頭接合部 ,  静的増分解析

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

タイトルに関連する用語 (8件)： 地震 ,  外力 ,  分布 ,  基礎梁 ,  場所打ち杭 ,  接合部 ,  架構 ,  実験