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J-GLOBAL ID:201702281043151259   整理番号:17A0325493

F5SP,セリシンペプチドから誘導した新規化合物によるα-グルコシダーゼ阻害の速度論と機構【Powered by NICT】

The kinetics and mechanism of α-glucosidase inhibition by F5-SP, a novel compound derived from sericin peptides
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資料名:
巻:号:ページ: 323-332  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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α-グルコシダーゼの阻害は食後血糖を低下させ,2型糖尿病の治療において重要な役割を果たしている。本研究ではセリシン加水分解物のペプチド画分,α-グルコシダーゼのペプチド誘導阻害の速度論,及びペプチドとα-グルコシダーゼ間の相互作用機構を調べ,特性化した。DEAE-セルロースカラムに0.4M NaCl(F5SP)で溶出画分は41±1.94μg/mL~( 1)のIC_50と有意な阻害活性を示した。動力学分析は,F5SP誘導阻害は86.63±0.014μg/mL~( 1)のK_i値と可逆的放物線混合型阻害であることを明らかにした。F5SPは複数部位でα-グルコシダーゼに結合するα-グルコシダーゼの立体配座を変化させることができる。F5SPsはGly,Ser,Glu,Tyr,Arg,Proが豊富であることが見出され,セリシン保存配列SEDSSEVDIDLGNLGを有し,ナノLC-MS/MSにより分析した。蛍光スペクトル分析は,F5SPが静的消光機構によりα-グルコシダーゼの固有蛍光を消光することを示し,円偏光二色性分析はα-グルコシダーゼにF5SPの結合は酵素の二次構造の変化をもたらすことを示唆した。本研究の結果は,2型糖尿病の治療のためのF5SPの食事勧告を支持した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 
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