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J-GLOBAL ID:201702281411816549   整理番号:17A0087906

シアノバクテリアのリピドームプロファイルへのAs(III)処理の効果のLC-MSとMCR-ALSによる評価

Assessment of the effects of As(III) treatment on cyanobacteria lipidomic profiles by LC-MS and MCR-ALS
著者 (4件):
資料名:
巻: 408  号: 21  ページ: 5829-5841  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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シアノバクテリアは,淡水,海洋,及び陸域の生態系などの広範囲の生息地に存在する光合成の窒素固定バクテリアの集団である。本研究で,2つのシアノバクテリア種(AnabaenaとPlanktothrix agardhii)のリピドームプロファイルへの主な有毒な環境汚染物であるAs(III)の効果が,液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS)と多変量曲線分解交互最小自乗法(MCR-ALS)での対象領域(ROI)の概念に基づく最近報告された方法によって評価された。シアノバクテリアは,1週間2種の濃度のAs(III)に曝露され,脂質抽出物が,超高性能液体クロマトグラフィー/飛行時間型質量分析によってフルスキャンモードで分析された。得られたデータは,ROI戦略によって圧縮され,もたらされたLC-MSデータセットが,MCR-ALS法によって解析された。対照試料と曝露試料中のMCR-ALS法によって分解されたプロファイルのピーク面積の比較は,As(III)処理に起因して濃度が変化した脂質の識別を可能にした。これらの脂質の暫定的な同定は,モノガラクトシルジアシルグリセロールなどのいくつかのガラクト脂質,色素クロロフィルa,及びこの分解物,フェオフィチンと共に3-ヒドロキシカロチンとカロチン-3,3′-ジオンなどのカロチン化合物の濃度の重要な低下を明らかにした。なお,これらの化合物は,光合成過程で必須である。これらの結果は,As(III)が,シアノバクテリアの脂質の組成の重要な変化を誘導し,この変化が,これらのエネルギー生産過程を危うくすることを示唆する。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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代謝と栄養  ,  有機化合物の各種分析 
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