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J-GLOBAL ID:201702286481444449   整理番号:17A0360633

蛋白質チロシンホスファターゼ1Bの金属面【Powered by NICT】

The metal face of protein tyrosine phosphatase 1B
著者 (5件):
資料名:
巻: 327-328  ページ: 70-83  発行年: 2016年 
JST資料番号: B0831A  ISSN: 0010-8545  CODEN: CCHRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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金属生化学における新しいパラダイムは,金属イオン除去により不活性金属酵素の活性化について述べた。蛋白質チロシンホスファターゼ(PTP)は,酵素活性のための金属イオンを必要とするようには見えない。しかし,金属カチオンおよび金属アニオンの両方がそれらの酵素活性を調節する。一つの結合部位は触媒システイン残基でのリン酸結合部位である。バナジウム酸塩のような,リン酸に構造的に類似したオキシアニオンはマイクロモル親和性にナノモルを持つ酵素を阻害する。添加では,亜鉛イオン(Zn~2+)は,ピコモルで阻害するナノモル親和性。触媒システインがリン酸化される時,著者らはアニオン結合部位に近いカチオン結合部位をマッピングし,酵素の閉鎖立体配座でのみ生じる阻害の特異的機構を確立し,触媒アスパラギン酸は活性部位に移動した。PTP1Bのアニオン及びカチオンによるこの二重阻害を考察し,最も徹底的に研究された蛋白質チロシンホスファターゼ。リン酸化シグナル伝達における阻害の重要性は細胞シグナル伝達イオンとしての金属カチオンの生物学的状況におけるPTP1Bの機能からのみ明らかになりつつある。亜鉛イオン信号は酸化還元信号を補完するが配位環境のための亜鉛イオンの特異性と親和性のために生物学的時間スケールでの制御,より長く持続する阻害の異なる様式を提供した。PTP1Bと他のPTPの阻害剤設計は,健康および疾患での代謝調節におけるその顕著な役割,特に癌や糖尿病のために研究活動と関心の主要な分野である。著者らの結果は,両カチオンの見かけの二分法(Zn~2+)とバナジウム酸塩PTP1Bを阻害することおよびインスリン-促進(「糖尿病」)効果を持つようなオキシアニオンを説明し,異なるアプローチを示唆する,すなわち,それらの生理的調節因子に影響を及ぼし,亜鉛およびバナジウム化合物のインスリン増強効果の知識に構築する金属薬物アプローチを考慮することによる細胞内PTPを標的とした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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配位化合物一般  ,  酵素一般 
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