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J-GLOBAL ID：201702288015969897   整理番号：17A0469743

高濃厚飼料を給餌した泌乳初期乳牛のための陽イオン源としての炭酸カリウム【Powered by NICT】

Potassium carbonate as a cation source for early-lactation dairy cows fed high-concentrate diets

著者 (5件)： Alfonso-Avila A.R. (Departement des Sciences Animales, Universite Laval, Quebec, QC, Canada G1V 0A6) ,  Charbonneau E. (Departement des Sciences Animales, Universite Laval, Quebec, QC, Canada G1V 0A6) ,  Chouinard P.Y. (Departement des Sciences Animales, Universite Laval, Quebec, QC, Canada G1V 0A6) ,  Tremblay G.F. (Quebec Research and Development Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Quebec, QC, Canada GIV 2J3) ,  Gervais R. (Departement des Sciences Animales, Universite Laval, Quebec, QC, Canada G1V 0A6)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 100  号： 3  ページ： 1751-1765  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の研究は,飼料を高濃縮するK_2CO_3の添加は乳脂肪合成を改善することが報告されているが,機構はまだ確立されていない。電流実験の目的は,高濃厚飼料を給餌した脂肪酸のこぶ胃微生物水素添加及び乳牛の生産性能に及ぼすミネラルサプリメントの飼料中カチオン-アニオン差(DCAD),陽イオン源,および緩衝能力の影響を調べることであった。三十五泌乳初期ホルスタイン乳牛(25頭の多重産瘤胃フィステル装着および10頭の初産nonfistulated)はD期間を伴うランダム化完全ブロック計画(7ブロック)で使用される,共変量として使用5日前処理収集期間を含んでいた。食餌は(1)対照,40%粗飼料(60%のトウモロコシサイレージを含む)と60%濃厚飼料を含む基礎飼料[47%非繊維状炭水化物,DCAD(Na + K Cl S)=65mEq/kg乾物(DM)],(2)K_2CO_3(対照+K_2CO_3,1.8%DM,DCAD=326mEq/kgのDM),(3)KHCO_3(対照+KHCO_3,DMの2.6%,DCAD=324mEq/kgのDM),(4)KCl(対照+KCl,DMの2.0%,DCAD=64mEq/kgのDM),および(5)Na_2CO_3(対照+Na_2CO_3,1.4%DM,DCAD=322mEq/kg DM)であった。事前計画直交対比はK_2CO_3(対照対K_2CO_3),緩衝能(K_2CO_3対KHCO_3),DCAD(K_2CO_3対KCl),および陽イオン型(K_2CO_3対Na_2CO_3)の影響を評価した。高濃厚飼料におけるK_2CO_3の添加は乳脂肪収率または4%脂肪補正乳収率を改善しなかった。乳脂肪濃度は対照(4.03 vs. 3.26%)と比較してK_2CO_3給餌牛で大きかった。泌乳量は減少する傾向があった(34.5 vs. 38.8 kg/d)とKCl(1.64 vs. 1.87 kg/d)と比較して,ラクトース収率はK_2CO_3を給餌した乳牛で減少した。trans1018W/:1の乳脂肪濃度は増加した牛はK_2CO_3と比較してNa_2CO_3を与えた。正の関係がK_2CO_3を摂取した乳牛からの乳脂肪中のanteiso15:0およびtrans,cis JISA1218:2の濃度間で観察された。乳Na濃度は増加し,KHCO_3またはKClと比較して乳ClはK_2CO_3と減少した。正の関係は全ての飼料処置を横切る乳Cl濃度と乳量(R~2=0.34)の間に確立した。ルーメン液中のカチオン-アニオン差(Na + K Cl S)に対照あるいはKClと比較してK_2CO_3と共に増加した。血液pHはK_2CO_3と比較してKCl給餌した乳牛において減少する傾向があった。著者らの結果は,鉱物補給は乳および乳脂肪合成に影響する傾向があることとDCAD,カリウムイオン,または緩衝能以外の因子が関与するかもしれないことを示唆した。牛乳のミネラル組成の観察された変化は食事の鉱物組成に応答する哺乳類上皮細胞におけるイオン平衡を維持するためにアロスタティックプロセスを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 泌乳量 ,  *濃厚飼料 ,  牛乳 ,  *炭酸カリウム ,  瘤胃微生物 ,  *乳牛 ,  ナトリウム ,  前処理 ,  ホルスタイン ,  乳脂肪 ,  水素化 ,  塩素 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  ガラクトシド ,  二糖類 ,  ピラノシド
準シソーラス用語： 緩衝能 ,  *泌乳初期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワード飼料カチオン-アニオン差 ,  炭酸カリウム ,  乳脂肪合成 ,  塩素

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

物質索引 (1件)： ラクトース

タイトルに関連する用語 (6件)： 濃厚飼料 ,  給餌 ,  泌乳初期 ,  乳牛 ,  陽イオン ,  炭酸カリウム