特許
J-GLOBAL ID:200903026365907530

マイクロ化学システム及びそのTLM出力算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 別役 重尚 ,  村松 聡 ,  後藤 夏紀 ,  池田 浩 ,  二宮 浩康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-148433
公開番号(公開出願番号):特開2006-322895
出願日: 2005年05月20日
公開日(公表日): 2006年11月30日
要約:
【課題】 精度の高いTLM出力値を取得することができるマイクロ化学システム及びそのTLM出力算出方法を提供する。 【解決手段】 マイクロ化学システム1は、試料が流れる深さtの流路を有するマイクロ化学チップと、開口数NAの対物レンズ10を介して試料に励起光を照射する励起光源13と、対物レンズ10を介して励起光と同軸的に試料に検出光を照射する検出光源14と、熱レンズ12が形成される前後で検出光が試料を透過したときの透過光を受光するPDとを備える。マイクロ化学システム1でPDの受光量に基づいてTLM出力を算出する際、深さt(μm)が75≦t≦300の範囲、開口数NAが0.04≦NA≦0.1の範囲、対物レンズ10の励起光及び検出光についての色収差df(nm)が100≦df≦250の範囲に設定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
深さtの流路中を流れる試料中に所定の屈折率分布を有する熱レンズを形成すべく開口数NAのレンズを介して前記試料に励起光を照射する第1の照射手段と、前記レンズを介して前記励起光と同軸的に前記試料に検出光を照射する第2の照射手段と、前記熱レンズが形成される前後で前記検出光が前記試料を透過したときの透過光を受光する受光部と、前記受光部の受光量に基づいてTLM出力を算出するTLM出力算出手段とを備え、前記レンズは前記励起光及び前記検出光についての色収差dfを有するマイクロ化学システムにおいて、 前記深さt(μm)が75≦t≦300の範囲、前記開口数NAが0.04≦NA≦0.1の範囲、前記色収差df(nm)が100≦df≦250の範囲であることを特徴とするマイクロ化学システム。
IPC (3件):
G01N 25/16 ,  G01N 21/41 ,  G01N 37/00
FI (3件):
G01N25/16 C ,  G01N21/41 Z ,  G01N37/00 101
Fターム (12件):
2G040AA02 ,  2G040AB07 ,  2G040AB08 ,  2G040BA24 ,  2G059AA03 ,  2G059BB04 ,  2G059EE04 ,  2G059GG07 ,  2G059JJ11 ,  2G059JJ24 ,  2G059KK01 ,  2G059MM01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 熱レンズ分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-106657   出願人:日本板硝子株式会社
  • 熱レンズ分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-286929   出願人:日本板硝子株式会社

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