特許
J-GLOBAL ID:200903057525882125

低硫黄分解ガソリン基材の製造方法および無鉛ガソリン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石井 良夫 ,  吉見 京子 ,  後藤 さなえ ,  藤野 清也
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006308696
公開番号(公開出願番号):WO2006-120898
出願日: 2006年04月26日
公開日(公表日): 2006年11月16日
要約:
本発明は、十分な運転性能を確保しつつ、硫黄分を低減した無鉛ガソリン組成物およびその製造方法、さらに、かかるガソリン組成物の調製に好適な低硫黄分解ガソリン基材の製造方法を提供することを課題とする。 本発明の低硫黄分解ガソリン基材の製造方法は、分解ガソリン留分を分留する工程A、工程Aで得られた重質分解ガソリン留分を水素化脱硫する工程B、工程Aで得られた軽質分解ガソリン留分及び/又は工程Bで得られた硫黄分が低減された重質分解ガソリン留分のそれぞれ全量あるいは一部を、収着脱硫する工程C、前記工程A〜Cによって得られた分解ガソリン留分を混合して特定の硫黄分及びオクタン価を有する低硫黄分解ガソリン基材を得る工程Dを含むことを特徴とする。
請求項(抜粋):
分解ガソリン留分を分留して、軽質分解ガソリン留分と重質分解ガソリン留分とを得る分留工程(工程A)、 工程Aで得られた重質分解ガソリン留分を水素の存在下でモリブデン及び/又はタングステンを含む触媒と接触させて硫黄分を低減する水素化脱硫工程(工程B)、 工程Aにて得られた軽質分解ガソリン留分及び/又は工程Bにて得られた硫黄分が低減された重質分解ガソリン留分の全量あるいは一部を水素の存在下でニッケルと亜鉛を含む多孔質脱硫剤と接触させ、硫黄分を5質量ppm以下に低減する収着脱硫工程(工程C)、 前記工程A〜Cによって得られた分解ガソリン留分を混合して硫黄分12質量ppm以下、リサーチ法オクタン価85.0以上である低硫黄分解ガソリン基材を得る混合工程(工程D) を含むことを特徴とする低硫黄分解ガソリン基材の製造方法。
IPC (7件):
C10G 67/06 ,  C10G 67/16 ,  C10G 45/08 ,  C10G 45/06 ,  C10G 29/04 ,  C10G 45/36 ,  C10L 1/06
FI (7件):
C10G67/06 ,  C10G67/16 ,  C10G45/08 Z ,  C10G45/06 Z ,  C10G29/04 ,  C10G45/36 ,  C10L1/06
Fターム (5件):
4H029DA01 ,  4H029DA03 ,  4H029DA09 ,  4H029DA10 ,  4H029DA14
引用特許:
出願人引用 (2件)

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