抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近接場光学顕微鏡は,ナノスケールの光を使う走査型プローブ顕微鏡である。試料を透過した光,また試料からの発光を分光分析することで,試料の化学特性を数十nmの空間分解能で明らかにすることができる。また,パルス光を使うことで,高速現象をとらえることもできる。最初の装置が市販されてから10年以上が経ち,今では共通機器として公開しているところもある。しかし,他の走査プローブ顕微鏡と比べると,必ずしも一般的な分析ツールとなっていない。本稿では,近接場光学顕微鏡を使いこなすための基礎と注意点について解説する。(著者抄録)