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J-GLOBAL ID：201502207425044195   整理番号：15A0271042

可視型電子透かしを考慮した8視点裸眼3DCG画像の品質評価

3D CG Image Quality Evaluation for the Number of Viewpoint Including Visible Digital Watermarking with 8 Viewpoints Glassless 3D Method

著者 (2件)： 河畑則文 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  宮尾克 (名古屋大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 386(IMQ2014 16-25)  ページ： 39-44  発行年： 2014年12月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著作権保護やセキュリティ保護のために,画像や動画像シーケンスに対する電子透かしの研究が今までに多く行われてきている。その中で,特に,ウェーブレット変換による電子透かしを考慮した画像の品質評価が行われてきた。これらの多くは,2D画像やステレオ画像を扱っているが,多視点3D画像による可視型電子透かしに関する品質評価は行われていない。多くの視点が存在する多視点3D画像では,正しくない画像が透かしとして含まれる可能性がある。それゆえに,符号化劣化や符号化領域,視点数を含めて,主観品質と耐性の関係を明らかにする必要がある。本稿では,8視点パララックスバリア方式において,領域別にH.265/HEVC符号化をさせた3D CG画像に対して,ウェーブレット変換により,透かし処理を各々の視点に行った。そして,生成した画像に対して,主観評価実験を行い,その結果を分析した。また,サポートベクターマシンを用いることにより,耐性に関する評定値の分類を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： 可視化 ,  *電子透かし ,  *眼 ,  *立体画像 ,  動画像 ,  *コンピュータグラフィックス ,  法的保護 ,  セキュリティ ,  ウェーブレット変換 ,  映像 ,  符号化 ,  主観評価 ,  サポートベクトルマシン
準シソーラス用語： *3D画像 ,  パララックスバリア ,  視点 ,  多視点画像 ,  著作権保護 ,  品質評価 ,  *裸眼

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  符号理論  (ND02030R)

引用文献 (25件)：

• 松井甲子雄,“電子透かし技術とその評価基準について“,情処学EIP研報,vol.2,no.14,pp.97-104,1998.
• 小松尚久,田中賢一,“電子透かし技術ディジタルコンテンツのセキュリティ“,画電学編,2004.
• 堀田裕弘,大西淳一,阿蘇賢一朗,村井忠邦,“電子透かしによる画質劣化の解析“,情処学AVM研報,vol.32,no.14,pp,77-82,2001.
• 屋良朝心,山城毅,“Wavelet変換を用いたカラー画像電子透かし“,琉球大学工学部紀要 第69号,2008.
• 井上尚,宮崎明雄,島津幹夫,桂卓史,“ウェーブレット変換を用いた画像信号に関する電子透かし方式“,映情学誌 Vol.52,No.12,pp.1832-1839,1998.

タイトルに関連する用語 (5件)： 電子透かし ,  視点 ,  裸眼 ,  3DCG ,  品質評価