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J-GLOBAL ID：202002241715459183   整理番号：20A2050781

ナノ粒子懸濁液のエネルギー輸送機構に関する分子動力学的研究

Molecular dynamics study on energy transport mechanism in liquid with nanoparticle suspension

著者 (5件)： 山本幸宏 (大阪大) ,  藤原邦夫 (大阪大) ,  植木祥高 (大阪大) ,  小原拓 (東北大) ,  芝原正彦 (大阪大)
資料名： 日本伝熱シンポジウム講演論文集(CD-ROM)
巻： 57th  ページ： ROMBUNNO.K1419  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0872D  ISSN： 1346-1532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノ粒子懸濁液は有効熱伝導率などの物性が変化することから,工学的応用が期待されている.しかし,ナノ粒子が有効熱伝導率に与える影響について,ナノ粒子に吸着した液体分子の局所熱伝導率変化が主要因と報告している研究もあるが,詳細な調査はされていない.そこで,本研究では古典分子動力学法を用いて分子スケールのエネルギー輸送機構の観点から調査することとし,Ptナノ粒子を加えたAr液体の有効熱伝導率変化およびナノ粒子に吸着した液体分子の局所熱伝導率変化を詳細に調査して,そのメカニズムについて議論した.(著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *懸濁液 ,  *エネルギー輸送 ,  分子動力学 ,  熱伝達率 ,  白金 ,  吸着 ,  層 ,  非平衡状態 ,  Brown運動 ,  液体 ,  分子 ,  局所熱伝達率

分類 (1件)： 熱伝導  (PA02020Z)

引用文献 (7件)：

• J. Buongiorno, et al., J. Appl. Phys., 106(2009), 094312.
• Y. Ueki, et al., Int. J. Heat Mass Tran., 127(2018), 138.
• A. Rajabpour, et al., J. Chem. Phys., 150(2019), 114701.
• K. Fujiwara, et al., Int. J. Heat Mass Tran., 144(2019), 118695.
• X. Wang, D. Jing, Int. J. Heat Mass Tran., 128(2019), 199-207.

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ粒子懸濁液 ,  エネルギー輸送 ,  分子動力学 ,  研究