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J-GLOBAL ID:202202253493743155   整理番号:22A1967844

基幹ロケット高度化推進系の開発

Propulsion System Development for H-IIA Upgrade
著者 (14件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 145-152(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: F0230A  ISSN: 0021-4663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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基幹ロケット高度化はH-IIAロケット第2段を改良することにより国際競争力や打上げの柔軟性向上を狙い,2009年度から概念設計を開始し2011年度に開発へ移行した.推進系に対してはロングコーストおよび再々着火実現のための技術開発が課せられ,2013年度に開発を完了した.第2段の性能は輸送能力に直結するため極限の高性能化が求められるが,微小重力や真空といった軌道上環境により地上検証が困難となる.開発では地上要素試験と解析技術を組み合わせ,重要な要素についてはH-IIAロケット上で衛星分離後の機会を利用した軌道上実験を行うなど日本の独自性を生かし産学官共同で開発を進めた.開発の成果は商用通信衛星の受注に繋がり,2機の地球観測衛星の異なる軌道への同時打上げ,惑星間軌道投入にも適用された.獲得した推進系技術はH3ロケットを始め,将来の月探査や再使用ロケットにも貢献する.(著者抄録)
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分類 (2件):
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ロケットエンジン  ,  宇宙飛行体 
引用文献 (15件):
  • 1) MHI Launch Services: H-IIA User’s Manual, Ver. 4.0, Feb, 2015.
  • 2) 青木 宏,志村 隆,藁科彰吾,上條謙二郎:極低温上段エンジン用ターボポンプの設計および開発,日本航空宇宙学会論文集,53, 617(2005), pp. 257-265.
  • 3) Kinefuchi, K., Sarae, W., Aoki, K., Himeno, T., Nonaka, S. and Okita, K.: Upper Stage Propulsion System Development for H-IIA Upgrade, 4th European Conference for Aerospace Sciences (EUCASS), Saint Petersburg, Russia, Paper ID 626, 2011.
  • 4) 渡邉光男,橋本知之,杵淵紀世志,杉田栄一郎:リサーキュレーションポンプの試作と基礎的な試験について,ターボ機械,41, 4(2013), pp. 193-200.
  • 5) 杵淵紀世志,齊藤靖博,西平慎太郎,更江 渉,杉森大造,沖田耕一,谷 直樹,梅村 悠,小林弘明,姫野武洋,石川佳太郎,青山太一:基幹ロケット上段推進系の発展と国際有人探査への貢献-極低温軌道間輸送機の研究開発-,第57回宇宙科学技術連合講演会,1J05, 2013.
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