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J-GLOBAL ID:202202286648861583   整理番号:22A2780097

2020年船舶燃料油硫黄分規制強化による大気質改善効果の評価 - 船舶排ガスを対象とした大気汚染インベントリ構築および陸域影響の観測的評価

Assessment Study on Air Quality Improvement Facilitated by 2020 Global Sulphur Limit in Marine Fuels - Development of Air Pollution Inventories and Observational Assessment of Land-based Impact for Ship Exhaust Gas
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 585-592(J-STAGE)  発行年: 2022年 
JST資料番号: S0651A  ISSN: 1346-1427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・航行/停泊時合計の船舶活動量に排出係数を掛けた計7種類の排気物質の大気汚染インベントリ推計法を提示し,陸域影響観測値との比較により2020IMO燃料油硫黄分規制の効果を検証。<br/>・瀬戸内海と東京湾周辺のSO<sub>2</sub>,PM<sub>2.5</sub>,NO<sub>x</sub>等の排出総量と規制前後の削減量の推定結果を示し,瀬戸内海でのSO<sub>2</sub>の24%低減等を確認。<br/>・規制前後の長期連続と短期集中の観測による硫酸イオン他の月変化のデータから推計以上のSO<sub>2</sub>の減少,および排ガス成分から逆算した燃料油中硫黄分(<0.5%)の規制遵守を考察。
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分類 (2件):
分類
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排ガス処理  ,  大気汚染一般 
引用文献 (8件):
  • 1) Uno, I., Wang, Z., Yumimoto, K., Itahashi, S., Osada, K., Irie, H., Yamamoto, S., Hayasaki, M., Sugata, S.: Is PM2.5 Trans-boundary Environmental Problem in Japan dramatically improving? Journal of Japan Society for Atmospheric Environment, Vol. 52(2017), 177-184. [in Japanese]
  • 2) 嶋寺ほか8名:2020年船舶燃料油硫黄分規制強化による大気質改善効果の評価 -船舶排ガスを対象とした大気汚染の数値シミュレーションに基づく評価,マリンエンジニアリング,57巻5号(2022),40-47
  • 3) Sakurai, T., Ito, M., and Hanayama, S.: Development of Air Pollutants Emission Inventories for Ships around Japan on a High Geographical Resolution, .Asian Journal of Atmospheric Environment, Vol. 15, No. 1(2021), https://doi.org/10.5572/ajae.2020.096
  • 4) International Maritime Organization: Air pollution and Energy Efficiency - Sulphur monitoring for 2015, IMO Marine Environment Protection Committee, MEPC 69/5/7(2016).
  • 5) 日本内航海運組合総連合会:第14回内航海運における使用燃料油,潤滑油に関する実態調査報告書(2017).
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