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J-GLOBAL ID：202502224298845664   整理番号：25A0225691

船舶からの水中放射騒音(URN)の理解と対策-海洋環境保護における新たな課題-

著者 (6件)： 江黒広訓 (日本船舶技術研究協) ,  赤松友成 (早稲田大 ナノ・ライフ創新研究機構) ,  酒井政宏 (大阪大 大学院工学研究科) ,  白石耕一郎 (海上・港湾・航空技術研 海上技術安全研) ,  蓮池伸宏 (ナカシマプロペラ) ,  上入佐光 (オーシャンノイズ)
資料名： 船長  (会誌船長)
号： 142  ページ： 28-43  発行年： 2025年01月 
JST資料番号： L7720A  ISSN： 0911-5471  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・船舶のエンジン音や振動による水中放射音に対する国際的な規制動向,水中音の海洋生物への影響および水中騒音の対策方法について概説。
・国際海事機関では,水中騒音に対する議論を2010年に開始,2023年に包括的な改正ガイドラインを策定,現在はその実効性を高めるための経験蓄積期間中。
・日本周辺で水中音が問題となるのは,魚類の生息分布域や回遊経路への影響と考えられるが,船舶は移動するので密集海域でなければ短時間であり,その影響は限定的と推定。
・水中騒音の低減方法として,減速航行が極めて有効であることを,デンマークやカナダでの研究事例を取り上げて紹介。

シソーラス用語： *海上船舶 ,  騒音 ,  魚類 ,  *水中音響 ,  騒音抑制 ,  生息分布 ,  回遊経路 ,  海洋環境 ,  振動騒音 ,  指針
準シソーラス用語： ガイドライン ,  *海洋船舶 ,  *水中音 ,  騒音低減

分類 (2件)： 船舶・造船業一般  (QJ01000Y) ,  船体の騒音・振動  (QJ02020B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 船舶 ,  水中 ,  放射 ,  騒音 ,  理解 ,  対策 ,  海洋環境