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J-GLOBAL ID:200902223805663368   整理番号:09A0153980

マメ科緑肥リビングマルチ条件下の水稲栽培における湛水開始時期の違いが水稲の生育,収量に与える影響

The Effect of Beginning Time of Flooding on the Growth and Yield of Rice Cultivated on Paddy Soil with White Clover Living Mulch
著者 (2件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 27-34 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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マメ科緑肥であるシロクローバをリビングマルチとして利用した水稲移植栽培において,湛水開始時期の違いが田面水および土壌N濃度,水稲生育および収量に与える影響を圃場試験とポット試験により検討した.湛水開始時期として水稲の移植前10日,移植後10日および30日の3水準を設けた(それぞれ緑肥標準区,緑肥10日区,緑肥30日区).圃場試験の緑肥標準区,緑肥10日区,緑肥30日区の田面水アンモニア態N濃度のピークは,それぞれ湛水開始後15,4,10日目に見られたことから,湛水処理が緑肥の分解を促進し,緑肥由来Nの放出時期を制御できることを確認した.圃場試験における緑肥30日区は緑肥標準区および10日区に比べ草丈が高い傾向を示した.また,ポット試験において茎数は緑肥標準区および10日区に比べ多かった.圃場試験およびポット試験ともに,収穫時の水稲根,茎葉および穂の各乾物重は緑肥30日区で緑肥標準区および10日区より有意に高いか,もしくは高い傾向を示した.さらに圃場およびポット試験とも水稲収量は,緑肥30日区において緑肥標準区および10日区に比べ高い傾向を示した.ポット試験の緑肥処理区の収穫時雑草量は,緑肥無処理(化学肥料施肥)区に比べ有意に少なかった.これらの結果より,湛水開始時期の遅延により水稲の生育収量が増加する傾向にあることが明らかとなった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (20件):
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