抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気象庁では2008年3月より,新しいエルニーニョ予測システムの運用を開始した。本システムは気象庁及び気象研で開発したもので,大気海洋結合モデルJMA/MRI-CGCMと気候解析用大気データ同化システムJCDAS及び全球海洋データ同化システムMOVE/MRI.COM-G(MOVE)からなる。本研究では,上記の新システムにおいてTAO/TRITONブイやアルゴフロートのデータが同化結果や予報スキルに与える影響について調べるため,MOVEを用いて,全ての海洋観測データを用いた同化ラン(ALL)及び,それからTAO/TRITONブイ,または,アルゴフロートのデータを省いた同化ラン(NTT,または,NAF)を実行した。また,上記の同化ランの結果を結合モデルの海洋部分の初期値として,2004-2006年の1月31日,4月26日,7月30日,10月28日の年4回について,11メンバーのアンサンブルによる13ケ月予報を行った。(著者抄録)