特許
J-GLOBAL ID:200903099969600651

パケット転送方法及びパケット転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠彦 ,  石原 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-134278
公開番号(公開出願番号):特開2007-209040
出願日: 2007年05月21日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】パケット損失のない高信頼の故障復旧を実現するためのパケット転送技術を提供する。【解決手段】送信側のパケット転送装置が、順序識別子を挿入したパケットを複製して複数の経路のすべてに送出し、受信側のパケット転送装置が、各パケットの順序識別子を参照することにより、同一情報を有するパケットのうちの一つを、パケットの順序に従って下流に転送するパケット転送方法において、受信側のパケット転送装置が、通信を開始してから最も早くパケットが到着した経路を現用系とし、転送済のパケットの順序識別子の値(CF)と、現用系で受信するパケットの順序識別子の値を比較し、転送済のパケットの順序識別子の値(CF)よりも大きい順序識別子を持つパケットを次に転送するべきパケットとし、一定時間、現用系でのパケットの到着が途絶えた場合に、別の系を新しい現用系として採用し、その系で受信したパケットを下流に転送する。【選択図】図45
請求項(抜粋):
パケットの宛先情報を参照して転送先を決定することによりパケットを転送する通信ネットワークにおいて、パケット送信側と受信側に備えられたパケット転送装置により実行されるパケット転送方法であり、 送信側のパケット転送装置と受信側のパケット転送装置間に複数の独立した経路が設定され、 送信側のパケット転送装置が、送信するパケットにパケットの順序を識別するための順序識別子を挿入し、そのパケットを複製して前記独立した経路のすべてに送出し、 受信側のパケット転送装置は、前記独立した経路からのパケットをそれぞれ受信し、各パケットの順序識別子を参照することにより、同一情報を有するパケットとその順序を識別し、同一情報を有するパケットのうちの一つを、パケットの順序に従って下流に転送するパケット転送方法であって、 受信側のパケット転送装置において、前記独立した経路のうち、通信を開始してから最も早くパケットが到着した経路を現用系とし、転送済のパケットの順序識別子の値(CF)と、現用系で受信するパケットの順序識別子の値を比較し、転送済のパケットの順序識別子の値(CF)よりも大きい順序識別子を持つパケットを次に転送するべきパケットとし、 一定時間、現用系でのパケットの到着が途絶えた場合に、別の系を新しい現用系として採用し、その系で受信したパケットを下流に転送することを特徴とするパケット転送方法。
IPC (1件):
H04L 12/56
FI (1件):
H04L12/56 100A
Fターム (6件):
5K030GA11 ,  5K030HA08 ,  5K030HB11 ,  5K030HD07 ,  5K030LB06 ,  5K030LB11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 無中断伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-191325   出願人:日本電信電話株式会社
審査官引用 (6件)
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