特許
J-GLOBAL ID:200903046768871464
複数ルートを用いた高信頼化伝送方法およびシステムおよび高信頼化伝送用ルータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
村瀬 一美
, 井口 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-367202
公開番号(公開出願番号):特開2004-201032
出願日: 2002年12月18日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】送受信端末に特殊な機能を備えることなく、且つ複数のIPアドレスを用いることなく、複数ルートによる信頼性の高いデータ伝送を行なう。【解決手段】送信側エッジルータ102aでは、送信端末101aから受信したパケットを複製し且つこの結果得られた複数の同一パケットにシーケンス番号および別々のラベルを付加して伝送する。コアルータ103a〜103dでは、ラベルによる経路指定に基づいて、同一パケットを複数ルート経由で受信側エッジルータ102bまで伝送する。受信側エッジルータ102bでは、パケットに付加されたシーケンス番号を検査し、後着パケットを廃棄し、先着パケットはラベル及びシーケンス番号を外して宛先IPアドレスを有する受信端末101bに伝送する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エッジルータとコアルータとを有して構成され、宛先アドレスに対応して付与したラベルを用いてパケットの伝送を行なうラベルスイッチングネットワークにおいて、送信側の上記エッジルータは、宛先アドレスと使用するラベルとが対応付けられたラベルテーブルと、パケットに含まれるアドレス情報とプログラム識別子と伝送品質情報とのいずれか一つ又はこれらの一部または全部の組み合わせに基づいて複数ルートを設定するか否かが指定された制御テーブルとを有し、上記ラベルスイッチングネットワークの外の通信装置から受信したパケットについて、上記制御テーブルを参照して複数ルートを設定するか否かを判断し、複数ルートを設定する場合は、当該パケットを複製すると共にこの結果得られる複数の同一パケットにそれぞれ異なるラベルを上記ラベルテーブルに基づいて付与し尚且つパケットの順序を示すシーケンス番号を上記複数の同一パケットにそれぞれ付与し、複数ルートを指定しない場合は、当該パケットに上記ラベルテーブルに基づいたラベルを付与し、上記パケットを上記ラベルに応じた上記コアルータに伝送し、上記コアルータは、受信したパケットを当該パケットに付与されたラベルに応じた他のコアルータまたは上記エッジルータに伝送し、受信側の上記エッジルータは、上記コアルータから受信したパケットに上記シーケンス番号が付与されている場合は、上記シーケンス番号に基き後着の同一パケットを破棄すると共に先着のパケットに付与された上記ラベルおよび上記シーケンス番号を外して当該先着パケットを宛先アドレスに基づいた上記ラベルスイッチングネットワーク外の通信装置に伝送し、上記コアルータから受信したパケットに上記シーケンス番号が付与されていない場合は、当該パケットに付与された上記ラベルを外して当該パケットを宛先アドレスに基づいた上記ラベルスイッチングネットワーク外の通信装置に伝送することを特徴とする複数ルートを用いた高信頼化伝送方法。
IPC (3件):
H04L12/56
, H04L1/22
, H04L29/08
FI (3件):
H04L12/56 100A
, H04L1/22
, H04L13/00 307Z
Fターム (16件):
5K014DA06
, 5K014GA01
, 5K030GA11
, 5K030HA08
, 5K030HB14
, 5K030LA19
, 5K030LB06
, 5K030LB11
, 5K030LC18
, 5K030MB13
, 5K034AA05
, 5K034DD03
, 5K034EE10
, 5K034FF04
, 5K034HH01
, 5K034HH08
引用特許:
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