抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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受動的動歩行とはアクチュエータや制御器を持たない単純な構造の機体が,適切な初期条件を与えることによって緩斜面を歩行する現象である。またその歩容は非常に自然で滑らかであり,動物のそれによく似ているように見える。純粋な受動的動歩行においては,アクチュエータを持たず,外部からの制御が行われているわけではないので,ロボットの機構系ダイナミクスと環境との相互作用のみによってその運動が生成されているが,ある程度安定で自然な歩行が可能になっている。そこで本稿では,600脚以上の超多脚型受動的動歩行の実現を目指し,先行研究で用いられた受動的動歩行ロボットQuartetIVを対象に,まずシミュレーションによりその実現可能性の検証を行う。