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J-GLOBAL ID：201102207550889394   整理番号：11A0413327

気相でのWO₃ナノ結晶の核形成と成長の状態の干渉計によるその場観察

Interferometric in-situ observation during nucleation and growth of WO₃ nanocrystals in vapor phase

著者 (5件)： KIMURA Yuki (Dep. of Earth and Planetary Materials Sci., Graduate School of Sci., Tohoku Univ., Sendai 980-8578, JPN) ,  MIURA Hitoshi (Dep. of Earth and Planetary Materials Sci., Graduate School of Sci., Tohoku Univ., Sendai 980-8578, JPN) ,  TSUKAMOTO Katsuo (Dep. of Earth and Planetary Materials Sci., Graduate School of Sci., Tohoku Univ., Sendai 980-8578, JPN) ,  LI Chaorong (Inst. of Physics, Chinese Acad. of Sci., Beijing 100080, CHN) ,  MAKI Takao (Product Dev. Dep. 1, Micro-Imaging Systems Div., Olympus Corp., JPN)
資料名： Journal of Crystal Growth  (Journal of Crystal Growth)
巻： 316  号： 1  ページ： 196-200  発行年： 2011年02月01日 
JST資料番号： B0942A  ISSN： 0022-0248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相でのナノ粒子の均一な核形成および成長プロセスを調査するために,干渉計観察がナノ粒子の一般に認められた物理的な製造方法であるガス中蒸発法に初めて試みられた。酸化タングステンは,ArおよびO₂の混合ガス中で,タングステン線の電気加熱によって蒸発された。WO₃ナノ粒子は蒸発ソースによってできる熱対流に続くガス冷却の間に核形成と成長を経由して形成された。核形成のための過飽和の程度は極めて高く6.6×10⁶であった。そして,それは干渉計から決定された。1100KのWO₃の表面自由エネルギーは古典的核形成理論に基づいて計算され,1.38×10³ergcm^-2であった。そして,それはすでに報告されている値の範囲内にある。透過型電子顕微鏡に基づいて決定された,ナノ粒子の実際の形成速度と古典的核形理成論に基づく計算値の違いの一部は,合併成長という考えを採用すると,充分説明された。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ナノ粒子 ,  *核形成 ,  コアレッセンス ,  *酸化タングステン ,  冷却 ,  過飽和 ,  自由エネルギー ,  透過型電子顕微鏡 ,  気相成長

分類 (1件)： 酸化物の結晶成長  (BK13050I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 気相 ,  ナノ結晶 ,  核形成 ,  成長 ,  干渉計 ,  その場観察